TOP

趣味は「読書」

群像 2024年4月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

文学賞関連

群像トップページ
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • 2009年
タイトル:群像 2024年4月号
創作
 震災後の世界13
キカイダー、石巻、鳥島、福島 
時間と場所と記憶が発酵し、語られなかった言葉が身体からあふれ出す。付着したイメージを排せよ。見たこと聞いたことから判断せよ。『あるこうまたあおう』の一歩目を踏み出す。
古川日出男 P5
対談
 震災後の世界13
柴崎友香×古川日出男  書けないところから始まる 
震災を経験しながら、書かずにいたこと、書けずにいたこと。災禍の後の時間に、ふたりが探し続けたこと。
柴崎友香 古川日出男P36
新連載
 
父たちのこと ① ビハール号事件のこと 
太平洋戦争末期に海軍経理学校を卒業し、主計少尉として任官した父。武装組織の末端で「事務屋の目」は戦争をどうとらえたのか。話題書『事務に踊る人々』のあとがきから生まれた新連載がスタート。
阿部公彦 P52
 
不浄流しの少し前 
不浄流し、祭りの後にふる雨のこと。霧につつまれた混沌が、美しく忘れ去られてしまわぬうちに。滲む記憶のあわいへ踏みいったときに立ち上がるもの。
鈴木涼美 P66
創作
 
踊りましょうよ 
耳を重ね合わせたふたりは、カルテットの演奏で一続きになってステップを踏む。
小川洋子 P71
 
オオカミの〔3〕 
わたしが会った「おじいさん」は昔『センセイ』で、ほんとうに大切なことは、みんな、『コクバン』に『ハクボク』で書くものだったと教えてくれた。
高橋源一郎 P82
第三部始動
 
文学ノート・大江健三郎 Ⅲ 神話・歴史・伝承      『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』 
「本の持つ構造のパースペクティヴにおいて読むこと」とはどういうことか? 読み直しの仕事はいまなお続く。
工藤庸子 P165
『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』刊行記念選書
 
「二〇世紀の夢」を読む30冊                  松浦寿輝×沼野充義×田中純 
四年にわたって続いた連続討議がついに単行本化。「二〇世紀」を振り返る三〇冊を選書する。わたしたちもまた、新たな夢を見る。
松浦寿輝沼野充義 田中純P96
『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』刊行記念対談
 
「らせん訳」とは何か ――時空を超えて木霊する言葉町田康×毬矢まりえ、森山恵 
百年前にアーサー・ウェイリーが英訳した「源氏物語」を現代日本語に再翻訳した毬矢・森山姉妹と、「古事記」をいまの話し言葉で蘇らせた町田康。創作と翻訳の新たな可能性を探る対話。
町田康毬矢まりえ 森山恵P102
批評
 
空海 
第14回  「我」こそが真言を語る。空海が立った場とは。
安藤礼二 P116
本の名刺
 
本の名刺 
『その音は泡の音』平沢逸
平沢逸 P138
 
本の名刺 
『コレクターズ・ハイ』村雲菜月
村雲菜月 P138
最終回
 
メタバース現象考 ここではないどこかへ 
第10回  超スマート社会=デジタルネイチャーとは異なる、メタバースの方向性とは何か。
戸谷洋志 P144
 
二月のつぎに七月が 
第55回  変わりゆくものの流れにありながら、食堂には今も誰かの声によって語られる言葉がある。お祭りの熱気のなかでさまよい、ひとはまた近づき、離れていく。
堀江敏幸 P230
 
なめらかな人 
第24回  死ぬこと自体にはあまり興味がないが、自分の体がなくなるということには寂しさを覚えるというか、未練が残る。——好評エッセイ完結。
百瀬文 P155
連載
 
Wet Affairs Leaking 
第 4回
阿部和重 P241
 
無形 
第10回
井戸川射子 P245
 
口訳 太平記 ラブ&ピース 外道ジョンレノンを根絶せよ 
第 5回
町田康 P254
 
鉄の胡蝶は歳月の記憶に夢に彫るか 
第68回
保坂和志 P265
 
第ゼロ次世界大戦 
第 2回
鹿島茂 P294
 
誰もわかってくれない――なぜ書くのか 
第 2回
武田砂鉄 P310
 
デビュー前の日記たち 
第 2回
宮内悠介 P314
 
天皇機関説タイフーン 
第 3回
平山周吉 P322
 
日吉アカデミア一九七六 
第 4回
原武史 P340
 
「宗教の本質」とは? 
第 4回
釈徹宗 若松英輔P362
 
ハザマの思考 
第 7回
丸山俊一 P370
 
セキュリティの共和国ーー戦略文化とアメリカ文学 
第 8回
新田啓子 P392
 
星になっても 
第 8回
岩内章太郎 P404
 
ゲは言語学のゲ 
第 9回
吉岡乾 P410
 
養生する言葉 
第 9回
岩川ありさ P381
 
僕と「先生」 
第 4回
長瀬海 P420
 
海をこえて 
第 8回
松村圭一郎 P435
 
群像短歌部 
第10回
木下龍也 P442
 
チャンドラー講義 
第11回
諏訪部浩一 P454
 
星沙たち、 
第10回
青葉市子 P369
 
野良の暦 
第18回
鎌田裕樹 P474
 
文化の脱走兵 
第18回
奈倉有里 P478
 
世界の適切な保存 
第22回
永井玲衣 P484
 
世界と私のA to Z 
第24回
竹田ダニエル P490
 
現代短歌ノート二冊目 
第42回
穂村弘 P495
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第44回
くどうれいん P498
 
星占い的思考 
第49回
石井ゆかり P502
 
国家と批評 
第34回
大澤聡 P505
 
〈世界史〉の哲学 
第155回
大澤真幸 P514
 
文一の本棚 
第10回
野々井透 P511
随筆
 
青松輝 P49
 
タイトル 
新胡桃 P114
 
本の背中 
笠井瑠美子 P136
 
スペイン、気がつけば……  
くさかみなこ P162
 
魂か肉体か 
白鳥菜都 P290
 
自己紹介文 
嶽村智子 P308
 
希望の怪物とゆく 
田村景子 P338
 
一寸先は、 
西村亨 P360
 
使い古したよろこびについて 
雛倉さりえ P402
 
「論破」する子どもたち 
松村一志 P418
 
生活と女性史の交差するところ 
山家悠平 P452
書評
 
小田原のどか『モニュメント原論 思想的課題としての彫刻』 
星野太 P528
 
平沢逸『その音は泡の音』 
井戸川射子 P530
 
毬矢まりえ・森山恵『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』 
イザベラ・ディオニシオ P532
 
宮内悠介『国歌を作った男』 
桜庭一樹 P534
 
第68回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P546

ひとことコメント

コメント: