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群像 2023年 8月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2023年 8月号
巻頭一挙掲載
 
トゥデイズ 
郊外にある巨大なマンション群を舞台に、三人家族の日常はめぐる。「しゆっ」「ぱーつ」ーー「今日」は、昨日も明日も、何度でもやってくる。
長嶋有 P6
待望の新シリーズスタート
 
口訳 太平記 ラブ&ピース 外道ジョンレノンを根絶せよ 
文永九年の音に耳をすませば、聞こえてくるは南北朝動乱の予兆。「町田太平記」のはじまりはじまり。
町田康 P77
中篇一挙
 
一週間 
わたしは今日も変わらず三つの塔を点検する。毎日がちゅららっと過ぎていく。
戌井昭人 P146
 
トラディション 
歓楽街の七階にあるその店の入り口には、さまざまな匂いが現れては立ち消える。私は毎夜訪れるこの街の姫たちを、間仕切りごしに見つめている。
鈴木涼美 P98
新連載エッセイ
 
ゲは言語学のゲ 
所が変われば文化が変わる、言葉が変わる。言語学者がひもとく文化と言語の混交。
吉岡乾 P194
 
物語を探しに 
天の川を見たくなって伊豆半島へ出かけた―。偶然の出会いが想像を広げ物語に変容していく。「群像Web」オリジナル連載第一回を特別掲載。
グレゴリー・ケズナジャット P200
インタビュー
 
三島由紀夫の性/生と死  平野啓一郎 
三島の特異な思想はどのように醸成されていったのか。二〇年以上の歳月を費やした、作家による作家論・『三島由紀夫論』を解剖する著者インタビュー。
聞き手尾崎真理子 P205
『食客論』刊行記念対談
 
「寄生の哲学」をいかに語るか  國分功一郎×星野太 
寛容と歓待の対立の中で、パラサイトはどこに位置づけられるのか。語りえぬものをめぐって―。
國分功一郎 P218
連載拡大版
 
「後(アフター)」の思考 
第 5回「自分が思い描いた以上のシナリオを野球の神様が用意してくれた」。侍ジャパンを優勝に導いた栗山英樹監督の勝負師としての本質に迫る。
石戸論 P232
連作
 
ふたり暮らしの〈女性〉史 
第4回 夭折した日本人女性初のオリンピックメダリスト・人見絹枝の遺志を守り、七〇年の時を経て同じ墓に入った藤村蝶。八戸にあるふたりだけの墓前で、はかりしれない「絆」に思いをめぐらせる。
伊藤春奈 P248
New Manual
 
made in 
燃え殻 P276
article
 
クィア文化アーカイブをどのように作るか 
周東美材 P282
 
「もしかして政治って私たちのもの?」 FIFTYS PROJECTと目指す社会 
山島凜佳 P290
本の名刺
 
本の名刺 
星野概念 P297
最終回
 
投壜通信 
第10回 カタストロフをくぐりぬけて届く言葉は、目の前にいない「あなた」という存在を切実に求め、信じるだろう。
伊藤潤一郎 P302
 
の、すべて 
第19回 「大澤光延」とは何者だったのかーー。ポピュリズム時代の神話がいま、ここに、降臨する。
古川日出男 P312
連載
 
無形 
第 2回
井戸川射子 P336
 
タブー・トラック 
第 6回
羽田圭介 P346
 
多頭獣の話 
第11回
上田岳弘 P374
 
鉄の胡蝶は記憶に歳月に夢は彫るか 
第60回
保坂和志 P392
 
二月のつぎに七月が 
第49回
堀江敏幸 P418
 
養生する言葉 
第 2回
岩川ありさ P435
 
メタバース現象考  ここではないどこかへ 
第 2回
戸谷洋志 P450
 
言葉と物 
第 2回
福尾匠 P461
 
海をこえて 
第 2回
松村圭一郎 P472
 
群像短歌部 
第 2回
木下龍也 P493
 
チャンドラー講義 
第 3回
諏訪部浩一 P480
 
星沙たち、 
第 3回
青葉市子 P502
 
レディ・ムラサキのティーパーティー――姉妹訳 ウェイリー源氏物語 
第 9回
毬矢まりえ 森山恵P506
 
野良の暦 
第10回
鎌田裕樹 P522
 
「くぐり抜け」の哲学 
第11回
稲垣諭 P526
 
庭の話 
第13回
宇野常寛 P545
 
世界の適切な保存 
第16回
永井玲衣 P558
 
なめらかな人 
第17回
百瀬文 P564
 
磯崎新(シン・イソザキ)論 
第20回
田中純 P574
 
地図とその分身たち 
第21回
東辻賢治郎 P569
 
言葉の展望台 
第26回
三木那由他 P590
 
世界と私のAtoZ 
第19回
竹田ダニエル P598
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第30回
古井由吉 P612
 
現代短歌ノート二冊目 
第34回
穂村弘 P616
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第36回
くどうれいん P608
 
星占い的思考 
第41回
石井ゆかり P604
 
所有について 
第24回
鷲田清一 P620
 
国家と批評 
第31回
大澤聡 P634
 
〈世界史〉の哲学 
第149回
大澤真幸 P650
 
文芸文庫の風景 
第32回
M!DOR!  
 
文一の本棚 
第 2回
錦見映理子 P432
随筆
 
「他人の趣味に干渉するな」、と言えなくなった 
蘆田裕史 P96
 
ぼくは言語 
下西風澄 P244
 
半歩先の未来を編集する 
服部円 P300
 
「善人とされている」 
マリヲ P430
 
覚せい剤、レジ締め、炎上する自宅、新作バーガー。 
水野しず P447
 
永遠の今日がその皮膚に 
和田夏実 P542
書評
 
『白鶴亮翅』多和田葉子 
松永美穂 P666
 
第67回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P674

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