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群像 2022年 8月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2022年 8月号
初夏 短篇特集
 
最初に読んだ三島由紀夫の小説は 
アンの家に一回り年下の恋人がやってきた。朝見とカズとアンと恋人の四人で飲むことになった。
川上弘美 P8
 
モンキードーン 
「じゃ真野も踊れるようになったしクラブ行こうよ!」。私たちは夜の街へ。
金原ひとみ P16
 
父のキャラメル 
父は用済みの体から早々と出ていった。封切られた黄色い箱のキャラメルを残して。
川崎徹 P37
 
川はおぼえている 
意味のあることにしたくないまみ子は、不要になった指輪をどのように処理すればいいのかわからないでいる。
くどうれいん P49
 
ごっこ 
モチノくんの逃亡の相手に選ばれて、わたしは浮かれていた。この車はどこへ向かうのだろう。
紗倉まな P56
 
サイレン 
小学生のとき、母の代わりに公民館のサイレンを鳴らす仕事を任された俺は、それ以来ずっと、サイレンと共に生きてきた。
田中兆子 P84
 
朝霧の 
幼少時の記憶を呼び起こすまん丸な穴、久しぶりに会うロック・バー店長との会話。作家・木山のある秋の日。
沼田真佑 P104
 
トーチカ2 
青木きららじゃない遠子が言う。「近子も近子を忘れればいい。私みたいに」――。
藤野可織 P116
 
続・日本武尊 
疲労困憊した倭建命は死んで白鳥となり飛び立つ。遺された御子たちの行く末。
町田康 P127
【連作】
 創作
帰れない探偵 忘れないための歌を 
探偵は依頼主の指輪をさがしに離島へ。断崖の廃屋で男と出会う―。
柴崎友香 P153
 ノンフィクション
ふたり暮らしの〈女性〉史〔2〕 
空を飛ぶことは、ふたりの人生を変えた。視界を変え、体の内部から言葉も変えた。およそ一〇〇年前、困難のなかで手を取り支え合った彼女たちの生きざまを辿る。
伊藤春奈 P168
『ショットとは何か』刊行記念対談
 
三宅さん、ショットとはいったい何なんでしょうか?   三宅 唱×蓮實重彦 
蓮實批評の鍵概念=ショットをめぐって繰り広げられる、真摯で自由な対話。
三宅唱 蓮實重彦P194
『パンとサーカス』刊行記念インタビュー
 
政治小説の復讐      島田雅彦 
島田文学の到達点『パンとサーカス』に、気鋭のジャーナリストが切りこむ。
聞き手石戸諭 P214
追悼・見田宗介
 
追悼・見田宗介 
先生と私
大澤真幸 P228
『湯布院奇行』刊行記念特別エッセイ
 
とにかく遠くへ行きたかった。 
燃え殻 P241
『短篇七芒星』刊行記念書評
 
短歌七芒星 
木下龍也 P246
最終回
 
薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪 
第26回
諏訪部浩一 P252
コラボ連載
 
SEEDS 現代新書のタネ  第 7回  敵・野獣・犯罪者   
殺す側の論理と倫理に関する国際法思想について
西平等 P256
連載
 
の、すべて 
第 7回
古川日出男 P261
 
見えない道標 
第14回
若松英輔 P275
 
鉄の胡蝶は夢の記憶を歳月を彫るか 
第48回
保坂和志 P287
 
庭の話 
第 2回
宇野常寛 P308
 
事務に狂う人々 
第 3回
阿部公彦 P322
 
撮るあなたを撮るわたしを 
第 4回
大山顕 P340
 
世界の適切な保存 
第 4回
永井玲衣 P351
 
なめらかな人 
第 5回
百瀬文 P357
 
文学のエコロジー 
第 6回
山本貴光 P372
 
投壜通信 
第 4回
伊藤潤一郎 P363
 
磯崎新(シン・イソザキ)論 
第 8回
田中純 P393
 
講談放浪記 
第 8回
神田伯山 P428
 
地図とその分身たち 
第10回
東辻賢治郎 P388
 
ケアする惑星 
第13回
小川公代 P408
 
言葉の展望台 
第16回
三木那由他 P422
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第18回
古井由吉 P404
 
旋回する人類学 
第18回
松村圭一郎 P433
 
現代短歌ノート 二冊目 
第23回
穂村弘 P474
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第24回
くどうれいん P439
 
Nの廻廊 
第14回
保阪正康 P443
 
「近過去」としての平成 
第29回
武田砂鉄 P451
 
星占い的思考 
第29回
石井ゆかり P456
 
所有について 
第16回
鷲田清一 P459
 
辺境図書館  
第29回
皆川博子 P470
 
〈世界史〉の哲学 
第142回
大澤真幸 P477
 
文芸文庫の風景 
第20回
水戸部功  
随筆
 
池上さん、短歌流行っていますね 
池上規公子 P150
 
ネクタイと、世界のくぼみについて 
稲垣諭 P192
 
問い、問われ、生きて死んで、また生きる 
稲葉俊郎 P226
 
好きな街 
小原晩 P338
 
利き詩のすすめ 
九段理江 P385
 
花と抽象と二・五次元 
筒井晴香 P492
書評
 
『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』小峰ひずみ   
戸谷洋志 P494
創作合評
 
「グッバイ、メルティ」杉本裕孝 
長瀬海森山恵 山下澄人P496
 
「この世の喜びよ」井戸川射子 
長瀬海森山恵 山下澄人P496
 
「ギフテッド」鈴木涼美 
長瀬海森山恵 山下澄人P496
 
第66回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P514

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