タイトル:群像 2022年 1月号 | ||||
リニューアル3年目突入号。 | ||||
新連載続々 の、すべて 新しい「恋」が運命の扉をたたくとき、ひとつの「時代」が動きだす。あふれる言葉で世界を創る著者の新交響曲(ニューシンフォニー) | … | 古川日出男 | P6 | |
新連載続々 磯崎新(シン・イソザキ)論 そのひと自身がもっとも先端的な〈媒体〉であったーー戦後日本を代表する世界的建築家の真の姿に迫る。『デヴィッド・ボウイ 無(ナシング)を歌った男』の著者による決定的な磯崎新論。 | … | 田中純 | P34 | |
新連載続々 講談放浪記 ゆかりの地を訪ね、史実を学びながら講談の魅力を語る。講談界を牽引する六代目・神田伯山、本誌初登場。 | … | 神田伯山 | P56 | |
インタビュー 神田伯山インタビュー | … | 聞き手・文九龍ジョー | P51 | |
「後(アフター)」の思考 忘却のなかに未来の可能性は潜んでいる。気鋭のジャーナリストが真摯に見つめる「現実」の手がかり。 | … | 石戸諭 | P61 | |
創作 キャンプ 少年はおじさんに誘われてキャンプに行く。他の子どもたちはみんな父親と来ていた。野間文芸新人賞受賞第一作。 | … | 井戸川射子 | P134 | |
創作 二千回飲みに行ったあとに 定年を迎える丸岡さんに送別会の店をいくつも提案したが決まらない。でも少しずつ、丸岡さんのことが分かりはじめた。 | … | 津村記久子 | P142 | |
新鋭中篇一挙 おいしいごはんが食べられますように 二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか――。「ケア」をめぐる人間のすがたを描く飛躍作。 | … | 高瀬隼子 | P69 | |
追悼・瀬戸内寂聴 | ||||
追悼・瀬戸内寂聴 本誌「その日まで」をはじめ逝去直前まで雑誌や新聞で連載を抱え現役作家として生を全うした瀬戸内寂聴氏。 | … | P152 | ||
寂聴回向文 | … | 伊藤比呂美 | P152 | |
瀬戸内さんがいなくなった後で | … | 平野啓一郎 | P158 | |
いきあたりばったりの五十年 | … | 横尾忠則 | P161 | |
野間文芸賞・野間文芸新人賞 | ||||
第74回野間文芸賞受賞作 「天路」 リービ英雄 | … | P164 | ||
第74回野間文芸賞受賞作 受賞のことば/選評 奥泉 光/佐伯一麦/多和田葉子/町田 康/三浦雅士 | … | P165 | ||
第43回野間文芸新人賞受賞作 「ここはとても速い川」 井戸川射子 | … | P168 | ||
第43回野間文芸新人賞受賞作 受賞のことば/選評 小川洋子/川上弘美/高橋源一郎/長嶋 有/保坂和志 | … | P169 | ||
群像75周年特別対談 | ||||
地球にちりばめられた私たち 多和田葉子×野崎 歓 Hirukoたちの船の旅はどこへ向かっているのか。多和田文学初のサーガについて語り合う、言語と世界をめぐる対話。 | … | 多和田葉子 野崎歓 | P172 | |
批評 | ||||
『万延元年のフットボール』のなかの『夜明け前』 大江健三郎の代表作『万延元年のフットボール』。その鮮やかな想像力の「根拠地」として、島崎藤村『夜明け前』があった。大江文学の読み解きを更新し続ける著者の画期的批評。 | … | 尾崎真理子 | P186 | |
空海〔5〕 空海は華厳と、法蔵と、澄観とともに、あった。そこから空海の「空」をめぐる探求がはじまった。 | … | 安藤礼二 | P280 | |
鼎談 | ||||
ウルフとコモンリーダー 小川公代×鴻巣友季子×森山 恵 翻訳、詩、ケア、それぞれの視線があらゆる地点で交差する。ヴァージニア・ウルフへの敬愛に満ちた、熱気あふれる鼎談。 | … | P222 | ||
論点 | ||||
フェミニズムの視点で東京2020を見ること 東京2020の記憶が失われる前に、社会で広く議論される必要がある。今月の「論点」は、「オリンピックとジェンダー」「病の善用」 | … | 井谷聡子 | P254 | |
病の善用 | … | 小泉義之 | P263 | |
コラボ連載・リニューアル | ||||
SEEDS 現代新書のタネ〔1〕運命論化する社会をどう生きるか――反出生主義・宇宙資本主義・絶滅主義 開始から1年たった「現代新書」とのコラボ連載がリニューアル。「DIG」したら、「SEEDS」を植えたい。新書の可能性としての「タネ」を公開します。 | … | 難波優輝 | P248 | |
最終回 | ||||
スマートな悪 技術と暴力について 第10回 システムの絶対的な閉鎖性を乗り越えるために必要なことーー「ガジェット」とは何か。技術と暴力をめぐる思考連載完結。 | … | 戸谷洋志 | P270 | |
連載 | ||||
太陽諸島 第 4回 | … | 多和田葉子 | P314 | |
新「古事記」an impossible story 第 5回 | … | 村田喜代子 | P330 | |
はぐれんぼう 第18回 | … | 青山七恵 | P342 | |
ゴッホの犬と耳とひまわり 第24回 | … | 長野まゆみ | P350 | |
鉄の胡蝶は夢の記憶に歳月に彫るか 第41回 | … | 保坂和志 | P362 | |
地図とその分身たち 第 4回 | … | 東辻賢治郎 | P380 | |
ケアする惑星 第 6回 | … | 小川公代 | P388 | |
食客論 第 5回 | … | 星野太 | P396 | |
世界と私のA to Z 第 9回 | … | 竹田ダニエル | P410 | |
言葉の展望台 第 9回 | … | 三木那由他 | P424 | |
こんな日もある 競馬徒然草 第11回 | … | 古井由吉 | P430 | |
旋回する人類学 第11回 | … | 松村圭一郎 | P434 | |
ポエトリー・ドッグス 第12回 | … | 斉藤倫 | P439 | |
マルクスる思考 第15回 | … | 斎藤幸平 | P445 | |
現代短歌ノート 二冊目 第16回 | … | 穂村弘 | P486 | |
日日是(にちにちこれ)目分量 第17回 | … | くどうれいん | P450 | |
Nの廻廊 第11回 | … | 保阪正康 | P454 | |
薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪 第19回 | … | 諏訪部浩一 | P464 | |
「近過去」としての平成 第22回 | … | 武田砂鉄 | P468 | |
「ヤッター」の雰囲気 第22回 | … | 星野概念 | P472 | |
星占い的思考 第22回 | … | 石井ゆかり | P476 | |
辺境図書館 第22回 | … | 皆川博子 | P480 | |
国家と批評 第19回 | … | 大澤聡 | P490 | |
文芸文庫の風景 第13回 | … | 佐伯慎亮 | ||
極私的雑誌デザイン考 第23回 | … | 川名潤 | P484 | |
随筆 | ||||
本と引越し | … | 鎌田裕樹 | P386 | |
個性なんてもの | … | 塩谷舞 | P462 | |
死なないそして老いるのだ | … | 藤原無雨 | P510 | |
書評 | ||||
『貝に続く場所にて』石沢麻依 | … | 亀山郁夫 | P520 | |
『暴力論』高原 到 | … | 大澤真幸 | P522 | |
『畏れ入谷の彼女の柘榴』舞城王太郎 | … | 高島鈴 | P524 | |
『四月の岸辺』湯浅真尋 | … | 水上文 | P526 | |
第66回群像新人文学賞応募規定 | … | |||
執筆者一覧 | … | P530 |
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