タイトル:群像 2021年 4月号 | ||||
ルポルタージュ | ||||
国家・ゼロエフ・浄土 故郷を歩き、全身全霊で思考せよ。国、国土、国民、国家……国が増殖する。小説家が世界を思考した渾身ルポ最終章。 | … | 古川日出男 | P6 | |
創作 | ||||
最後の挨拶 His Last Bow 来年はきっと、みんなで集まれるかなーー翻訳すること、書くことをめぐる文学の冒険。 | … | 小林エリカ | P60 | |
氷柱の声 十年の月日は「わたし」たちに何をもたらしたのか。気鋭の書き手による初小説。 | … | くどうれいん | P122 | |
エッセイ | ||||
ベイルート961時間(及びそれに伴う321皿の料理) カタストロフのただなかで「理想の食卓」はあり得るのか。 | … | 関口涼子 | P174 | |
批評 | ||||
近代を彫刻/超克する② 彫刻をわからなさから、沈黙から立ち上げるためには、彫刻を発見しなければならないーー注目の批評連載第2回。 | … | 小田原のどか | P202 | |
ノンフィクション完結 | ||||
2011-2021 視えない線の上で 第8回 ファクトだけでは理解への糸口とならない。未来を切り拓くために必要なことは。 | … | 石戸諭 | P224 | |
新連載 | ||||
スマートな悪 技術と暴力について 技術が匿名化したとき、私たちは無意識のうちに暴力にさらされる。人間の思考を抑制する「悪」の姿を見極める。 | … | 戸谷洋志 | P245 | |
連作 | ||||
ヒカリ文集 第4回 雪景色のニューヨークを旅した夜、人生に記録しておきたいことがあった。横死した演出家の妻が綴る、ヒカリとの思い出。 | … | 松浦理英子 | P252 | |
ほんのこの場 私は生きていて恥ずかしかった。それは私がこどものころから傲慢だったせいなのかもしれない。 | … | 町屋良平 | P278 | |
批評 | ||||
空海 第2回 「空海」の裏には「仮名」が存在し、「仮名」の裏には「空海」が存在していた。 | … | 安藤礼二 | P306 | |
論点 | ||||
ポリティカル・コレクトネス批判の論理と生理 僕はこの3年間、ずっとカメラが邪魔だと思っていたのだ。今月の群像の「論点」ーー「PC」「テレビメディア」「コロナ禍と女性」「テレビと教養」「アンラーン」 | … | 井上弘貴 | P348 | |
僕たちテレビは自ら死んでいくのか | … | 上出遼平 | P355 | |
母親とはどういう存在なのかーー返礼なきケアの贈り手たち | … | 品田知美 | P367 | |
2021年 越境の旅ーーノーランからキューブリックまで「教養番組」のつくり方 | … | 丸山俊一 | P375 | |
学び/捨て去ること(アンラーン)の可能性をめぐって | … | 丸山美佳 | P386 | |
レポ漫画 | ||||
100分de名言を求めて 10周年を迎えるNHK E テレの人気番組「100分de名著」の収録現場で『バクちゃん』の漫画家が見つけた言葉たち。 | … | 増村十七 | P406 | |
article | ||||
消すことによって書くーー大江健三郎の「自筆原稿」が秘める価値 東大へ寄託された大江健三郎氏の「自筆原稿」が持つ、「文学の未来」を拓く可能性。 | … | 尾崎真理子 | P395 | |
コラボ連載 | ||||
DIG 現代新書クラシックス〔4〕 鏡の前ーー菅野覚明『神道の逆襲』を読むーー | … | 島田英明 | P401 | |
鼎談シリーズ | ||||
徹底討議 松浦寿輝×沼野充義×田中純 二〇世紀の思想・文学・芸術 第7回「「映像」の運命」 映画体験の特性は、映画という一娯楽ジャンルを越えて、二〇世紀の思想や政治の領野で起こったこととも通じるのではないか。二〇世紀特有のトリプティックとは。 | … | 松浦寿輝沼野充義 田中純 | P412 | |
連載 | ||||
見えない道標 第 2回 | … | 若松英輔 | P454 | |
戒厳 第 5回 | … | 四方田犬彦 | P467 | |
はぐれんぼう 第 9回 | … | 青山七恵 | P486 | |
ゴッホの犬と耳とひまわり 第15回 | … | 長野まゆみ | P494 | |
鉄の胡蝶は記憶に夢の歳月に彫るか 第32回 | … | 保坂和志 | P502 | |
二月のつぎに七月が 第35回 | … | 堀江敏幸 | P522 | |
こんな日もある 競馬徒然草 第 2回 | … | 古井由吉 | P534 | |
旋回する人類学 第 2回 | … | 松村圭一郎 | P538 | |
ポエトリー・ドッグス 第 3回 | … | 斉藤倫 | P543 | |
マルクスる思考 第 7回 | … | 斎藤幸平 | P548 | |
硝子万華鏡 第 7回 | … | 日和聡子 ヒグチユウコ | P557 | |
現代短歌ノート 二冊目 第 7回 | … | 穂村弘 | P605 | |
日常の横顔 第 8回 | … | 松田青子 | P563 | |
Nの廻廊 第 8回 | … | 保阪正康 | P567 | |
薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪 第11回 | … | 諏訪部浩一 | P575 | |
ハロー、ユーラシア 第11回 | … | 福嶋亮大 | P579 | |
歴史の屑拾い 第12回 | … | 藤原辰史 | P591 | |
「近過去」としての平成 第13回 | … | 武田砂鉄 | P596 | |
「ヤッター」の雰囲気 第13回 | … | 星野概念 | P601 | |
星占い的思考 第13回 | … | 石井ゆかり | P608 | |
辺境図書館 第14回 | … | 皆川博子 | P612 | |
国家と批評 第13回 | … | 大澤聡 | P620 | |
文芸文庫の風景 第 4回 | … | 馬込将充 | ||
極私的雑誌デザイン考 第15回 | … | 川名潤 | P616 | |
文芸文庫通信 第 2回 | … | P618 | ||
随筆 | ||||
おむかえのあとさき | … | 三品輝起 | P410 | |
思い出の犬 | … | 水沢なお | P452 | |
子として、父として、木として | … | レ・ロマネスクTOBI | P554 | |
といのあわい | … | 磯上竜也 | P642 | |
書評 | ||||
『マザリング』中村佑子 | … | 小川公代 | P646 | |
『カンマの女王』メアリ・ノリス | … | 牟田都子 | P648 | |
創作合評 | ||||
「水たまりで息をする」高瀬隼子 | … | 野崎歓 X小澤英実 X水原涼 | P658 | |
「骨を撫でる」三国美千子 | … | 野崎歓 X小澤英実 X水原涼 | P658 | |
「桃息吐息」いしいしんじ | … | 野崎歓 X小澤英実 X水原涼 | P658 | |
第65回群像新人文学賞応募規定 | … | |||
第65回群像新人評論賞応募規定 | … | P672 | ||
執筆者一覧 | … | P674 |
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