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群像 12月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

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タイトル:群像 2019年 12 月号 [雑誌]
発売日:2019-11-07
価格:
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創作
 
最高の任務 
大学の卒業式に出ないと言ったら、なぜか家族みんなで行くことになった。どうやら亡き叔母が関係しているらしい。書くことでしか現実をつかまえられない少女の繊細な心情を描く気鋭の飛翔作。
乗代雄介 P6
 
ははばなれ 
あけすけな母の身体に刻まれた傷痕が、「私」を過去に引き戻す。期待の作家、注目の第二短篇。
紗倉まな P57
 
正四面体の華 
「わたしは満ち足りているけれど、不要なものがひとつある。それは自分の心」。ライターの若林はインタビューで耳にした言葉を発した幻の作家を探し始める。
高原英理 P81
新連続対談
 
近代日本150年を読み解く 明治篇 富岡幸一郎×佐藤優 
一方向に流れる時間=クロノスと、歴史上の区切りとなる時間=カイロスの交点には何が起こるのか。(神学)と〈文学〉の視点から歴史を紐解く。連続対談新シリーズ開幕。
富岡幸一郎 佐藤優P108
小特集
 映画「つつんで、ひらいて」公開
西川美和×広瀬奈々子  装幀が語り始めるとき 
3年通い詰めて撮り続けた若き映画監督が切り取る「装幀者」菊地信義の姿とは。
西川美和 広瀬奈々子P126
 
コトバを装幀するひと 
若松英輔 P139
第63回 群像新人評論賞発表
 
第63回 群像新人評論賞発表 
  P146
 
選評 
東浩紀 大澤真幸 山城むつみ
  P147
 
予選通過作品発表 
  P153
論点
 
「反五輪」に立ち返る 
災害からの「復興」という言葉を用いる時、疑ってかからなければいけない。今月の「群像」の論点--「復興(東京)五輪」。
武田砂鉄 P154
追悼 室井光広
 
「田舎者」の世界文学 
井口時男 P166
連作
 
ヒカリ文集〔2〕 
松浦理英子 P170
最終回200枚
 
おおきな森 
第24回
古川日出男 P187
連作完結
 
会いに行って――静流藤娘紀行 
第 5回
笙野頼子 P258
連載
 
その日まで 
第14回
瀬戸内寂聴 P290
 
チーム・オベリベリ 
第13回
乃南アサ P296
 
鉄の胡蝶は記憶に歳月の夢に彫るか 
第17回
保坂和志 P319
 
二月のつぎに七月が 
第24回
堀江敏幸 P336
 
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain 
第22回
ブレイディみかこ P163
 
LA・フード・ダイアリー 
第 3回
三浦哲哉 P415
 
愚行の賦 
第 5回
四方田犬彦 P348
 
全体論と有限 ーひとつの「小説」論ー 
第13回
佐々木敦 P385
 
人間とは何か                  ──フランス文学による感情教育─ 
第29回
中条省平 P402
 
〈世界史〉の哲学 
第121回
大澤真幸 P428
 
現代短歌ノート 
第115回
穂村弘 P397
随筆
 
杜氏の言葉 
星野概念 P255
 
サンキュー、だけをただくり返す 
井戸川射子 P316
 
AIと自然愚鈍性 
石角友愛 P346
 
架空といえども 
野木萌葱 P400
 
ノンフィクションと定型 
高橋ユキ P442
書評
 
『オーガ(ニ)ズム』阿部和重 
青山真治 P444
 
『あとは切手を、一枚貼るだけ』小川洋子、堀江敏幸 
くどうれいん P446
 
『某』川上弘美 
江南亜美子 P448
 
『私は幽霊を見ない』藤野可織 
大前粟生 P450
 
『記憶の盆をどり』町田康 
矢野利裕 P452
 
『平成その日その日 鎌倉日記Ⅲ』三木卓 
富岡幸一郎 P454
 
『遠い他国でひょんと死ぬるや』宮内悠介 
高山羽根子 P456
 
『試される民主主義 上・下 20世紀ヨーロッパの政治思想』ヤン=ヴェルナー・ミュラー 
山本圭 P458
創作合評
 
「幼な子の聖戦」木村友祐 
東直子 
×宮下遼 
×町屋良平 
P466
 
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」大前粟生 
東直子 
×宮下遼 
×町屋良平 
P466
 
「楓橋夜泊」藤代泉 
東直子 
×宮下遼 
×町屋良平 
P466
 
第64回群像新人文学賞応募規定 
   
 
第64回群像新人評論賞応募規定 
  P441
 
執筆者一覧 
  P483

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