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群像 7月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

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タイトル:群像 2019年 07 月号 [雑誌]
発売日:2019-06-07
価格:
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創作二篇160枚
 
瓦礫の死角 
「聞いて欲しいことがあるんだけど」母の克子が幽鬼のような声で、不安に押し潰されたような声で、貫多に呼びかける――。”あの人”の影が、差している。
西村賢太 P7
 
病院裏に埋める 
西村賢太 P32
新発見原稿
 
乳首を見る 
藤澤淸造 
校訂・解題西村賢太 
P54
新鼎談シリーズ
 
徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術 第一回「世紀の開幕」 
われわれはどこから来てどこへ行くのか。情報化・グローバル化が加速するいま、現代世界の根幹を形成した二〇世紀を捉え直す必要がある。巨大な問いにアプローチする連続鼎談。
松浦寿輝沼野充義 田中純P72
短篇90枚
 
虹 
佐藤洋二郎 P110
追悼 加藤典洋
 
追悼 加藤典洋 
魚は網よりも大きい
竹田青嗣 P180
 
追悼 加藤典洋 
追憶
原武史 P182
評論100枚
 
二つのフィリピン戦――大岡昇平、奥泉光における「死者の顔」 
戦争体験者である大岡昇平と戦後生まれの奥泉光。二人の作家の戦争小説の間に存在する連続と断絶を主題に、戦争小説のゆくえを見つめなおす。
高原到 P142
連作
 
会いに行って――静流藤娘紀行〔2〕 
笙野頼子 P184
連載
 
その日まで 
第10回
瀬戸内寂聴 P202
 
星に仄めかされて 
第 7回
多和田葉子 P206
 
チーム・オベリベリ 
第 8回
乃南アサ P224
 
鉄の胡蝶は夢の歳月の記憶に彫るか 
第12回
保坂和志 P238
 
帝国の黄昏 
第12回
花村萬月 P250
 
御社のチャラ男 
第15回
絲山秋子 P264
 
おおきな森 
第19回
古川日出男 P276
 
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain 
第17回
ブレイディみかこ P176
 
全体論と有限 ーひとつの「小説」論ー 
第 8回
佐々木敦 P298
 
出雲神話論 
第22回
三浦佑之 P312
 
人間とは何か                  ──フランス文学による感情教育─ 
第24回
中条省平 P330
 
〈世界史〉の哲学 
第116回
大澤真幸 P341
 
現代短歌ノート 
第110回
穂村弘 P273
随筆
 
氷白玉ーー永井荷風の食膳 
南條竹則 P221
 
やさしいの話 
大前粟生 P309
 
会社員の味 
平野紗季子 P328
 
金持ちごみから学ぶ思考 
滝沢秀一 P356
書評
 
『つみびと』山田詠美 
清水良典 P358
 
『ポルシェ太郎』羽田圭介 
新庄耕 P360
 
『キュー』上田岳弘 
藤井太洋 P362
 
『父と私の桜尾通り商店街』今村夏子 
水原涼 P364
創作合評
 
「先生と私」畠山丑雄 
佐伯一麦 
×陣野俊史 
×石田千 
P370
 
「百の夜は跳ねて」古市憲寿 
佐伯一麦 
×陣野俊史 
×石田千 
P370
 
「五つ数えれば三日月が」李 琴峰 
佐伯一麦 
×陣野俊史 
×石田千 
P370
 
第63回群像新人文学賞応募規定 
   
 
第64回群像新人評論賞応募規定 
  P385
 
執筆者一覧 
  P387

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