創作二篇160枚 | ||||
瓦礫の死角 「聞いて欲しいことがあるんだけど」母の克子が幽鬼のような声で、不安に押し潰されたような声で、貫多に呼びかける――。”あの人”の影が、差している。 | … | 西村賢太 | P7 | |
病院裏に埋める | … | 西村賢太 | P32 | |
新発見原稿 | ||||
乳首を見る | … | 藤澤淸造 校訂・解題西村賢太 | P54 | |
新鼎談シリーズ | ||||
徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術 第一回「世紀の開幕」 われわれはどこから来てどこへ行くのか。情報化・グローバル化が加速するいま、現代世界の根幹を形成した二〇世紀を捉え直す必要がある。巨大な問いにアプローチする連続鼎談。 | … | 松浦寿輝沼野充義 田中純 | P72 | |
短篇90枚 | ||||
虹 | … | 佐藤洋二郎 | P110 | |
追悼 加藤典洋 | ||||
追悼 加藤典洋 魚は網よりも大きい | … | 竹田青嗣 | P180 | |
追悼 加藤典洋 追憶 | … | 原武史 | P182 | |
評論100枚 | ||||
二つのフィリピン戦――大岡昇平、奥泉光における「死者の顔」 戦争体験者である大岡昇平と戦後生まれの奥泉光。二人の作家の戦争小説の間に存在する連続と断絶を主題に、戦争小説のゆくえを見つめなおす。 | … | 高原到 | P142 | |
連作 | ||||
会いに行って――静流藤娘紀行〔2〕 | … | 笙野頼子 | P184 | |
連載 | ||||
その日まで 第10回 | … | 瀬戸内寂聴 | P202 | |
星に仄めかされて 第 7回 | … | 多和田葉子 | P206 | |
チーム・オベリベリ 第 8回 | … | 乃南アサ | P224 | |
鉄の胡蝶は夢の歳月の記憶に彫るか 第12回 | … | 保坂和志 | P238 | |
帝国の黄昏 第12回 | … | 花村萬月 | P250 | |
御社のチャラ男 第15回 | … | 絲山秋子 | P264 | |
おおきな森 第19回 | … | 古川日出男 | P276 | |
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain 第17回 | … | ブレイディみかこ | P176 | |
全体論と有限 ーひとつの「小説」論ー 第 8回 | … | 佐々木敦 | P298 | |
出雲神話論 第22回 | … | 三浦佑之 | P312 | |
人間とは何か ──フランス文学による感情教育─ 第24回 | … | 中条省平 | P330 | |
〈世界史〉の哲学 第116回 | … | 大澤真幸 | P341 | |
現代短歌ノート 第110回 | … | 穂村弘 | P273 | |
随筆 | ||||
氷白玉ーー永井荷風の食膳 | … | 南條竹則 | P221 | |
やさしいの話 | … | 大前粟生 | P309 | |
会社員の味 | … | 平野紗季子 | P328 | |
金持ちごみから学ぶ思考 | … | 滝沢秀一 | P356 | |
書評 | ||||
『つみびと』山田詠美 | … | 清水良典 | P358 | |
『ポルシェ太郎』羽田圭介 | … | 新庄耕 | P360 | |
『キュー』上田岳弘 | … | 藤井太洋 | P362 | |
『父と私の桜尾通り商店街』今村夏子 | … | 水原涼 | P364 | |
創作合評 | ||||
「先生と私」畠山丑雄 | … | 佐伯一麦 ×陣野俊史 ×石田千 | P370 | |
「百の夜は跳ねて」古市憲寿 | … | 佐伯一麦 ×陣野俊史 ×石田千 | P370 | |
「五つ数えれば三日月が」李 琴峰 | … | 佐伯一麦 ×陣野俊史 ×石田千 | P370 | |
第63回群像新人文学賞応募規定 | … | |||
第64回群像新人評論賞応募規定 | … | P385 | ||
執筆者一覧 | … | P387 |
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