歳時創作シリーズ 捌 | ||||
季・憶 Ki-Oku 季・憶 Ki-Oku 樹木は葉を落とし、地上の視界は奥行きを増す。冬の静けさは空のはて、宇宙と時間の広がりを夢想させる。作家の想像力で繫ぐひととせ――二十四節気七十二候――の季節の記憶。一年をとおした好評読み切り掌篇大特集、堂々完結。 | … | |||
季・憶 Ki-Oku 冬ー立冬 地始凍(ちはじめてこおる) | … | 松浦寿輝 | P8 | |
季・憶 Ki-Oku 冬-小雪 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) | … | 柳美里 | P21 | |
季・憶 Ki-Oku 冬-大雪 熊蟄穴(くまあなにこもる) | … | 堀江敏幸 | P40 | |
創作220枚 壺中に天あり獣あり 迷宮に幽閉された登場人物たちは外に憧れ、模倣し、想像力を頼りに自らの世界を築こうとする。本誌初登場の気鋭、小説とは何かを問う野心作。 | … | 金子薫 | P52 | |
新連載評論 | ||||
全体論と有限 ーひとつの「小説」論ー 今すでにここには何もかもの全てがあり、「全て」がある――これは来たるべき「小説」のプログラム。『新しい小説のために』をさらに深化させる批評家の新たな試み。 | … | 佐々木敦 | P120 | |
特別対談 | ||||
滅びゆく文学、しぶとい文学 戦後文学はなぜかくも読まれなくなったのか。戦後文学のような道を、純文学も進むのか。演劇と小説の両岸から、日本社会の問題をも包括した刺激的な対話が始まる。 | … | 高橋源一郎 平田オリザ | P158 | |
連続対談完結 | ||||
今夜、笑いの数を数えましょう 第六回 きたろう | … | いとうせいこう | P170 | |
連載完結 | ||||
人外(にんがい) 第12回 | … | 松浦寿輝 | P199 | |
連載 | ||||
その日まで 第 4回 | … | 瀬戸内寂聴 | P214 | |
湘南夫人 第 4回 | … | 石原慎太郎 | P222 | |
鉄の胡蝶は歳月に夢に記憶を彫るか 第 4回 | … | 保坂和志 | P226 | |
帝国の黄昏 第 6回 | … | 花村萬月 | P237 | |
御社のチャラ男 第 7回 | … | 絲山秋子 | P252 | |
おおきな森 第11回 | … | 古川日出男 | P264 | |
ブロークン・ブリテンに聞け 第 9回 | … | ブレイディみかこ | P211 | |
レンマ学 第10回 | … | 中沢新一 | P279 | |
出雲神話論 第14回 | … | 三浦佑之 | P298 | |
人間とは何か ──フランス文学による感情教育─ 第16回 | … | 中条省平 | P312 | |
〈世界史〉の哲学 第109回 | … | 大澤真幸 | P328 | |
現代短歌ノート 第102回 | … | 穂村弘 | P325 | |
随筆 | ||||
KY園芸百科 | … | 伊藤比呂美 | P194 | |
くぐる | … | 藤代泉 | P261 | |
前橋での読書会 | … | 上原隆 | P296 | |
流され | … | 渡辺恭彦 | P342 | |
書評 | ||||
『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』(高橋源一郎) | … | 富岡幸一郎 | P344 | |
『ハレルヤ』(保坂和志) | … | 古谷利裕 | P346 | |
『地球星人』(村田沙耶香) | … | 加藤典洋 | P348 | |
『ブルーハワイ』(青山七恵) | … | 安藤礼二 | P350 | |
創作合評 | ||||
「鳥居」石田 千 | … | 大竹昭子 ×清水良典 ×岩川ありさ | P352 | |
「象牛」石井遊佳 | … | 大竹昭子 ×清水良典 ×岩川ありさ | P352 | |
「春、死なん」紗倉まな | … | 大竹昭子 ×清水良典 ×岩川ありさ | P352 | |
第62回群像新人文学賞応募規定 | … | P368 | ||
第63回群像新人評論賞応募規定 | … | |||
執筆者一覧 | … | P371 |
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