〈創作160枚〉 | ||||
羅針盤は壊れても こんなに面白い“純文学”がこの世にあったのか。こんなのが“純文学”であってもいいのか。『田中英光全集』第七巻を手にし、蒙を啓かれた北町貫多。やがて彼は自ら小説を書き始める――。 | … | 西村賢太 | P6 | |
〈特別対談〉 | ||||
三浦雅士×柴田元幸「世界を俯瞰する眼と翻訳的存在」 人間の言語はどこからきたのか。俯瞰する眼は言語を成立させ、立場の交換を可能にする。あらゆる認識、思考から翻訳論まで、言語現象の本質に迫る大型対談。 | … | 三浦雅士 X柴田元幸 | P52 | |
シンポジウム | ||||
高橋源一郎×平野啓一郎×尾崎真理子「大江文学の面白さをとことん語りつくす!」 『大江健三郎全小説』の刊行を記念して行われた公開シンポジウムには350人もの参加者が詰めかけた。熱気にあふれた討議で、大江文学の全貌に迫る。 | … | 高橋源一郎 X平野啓一郎 X尾崎真理子 | P72 | |
〈中篇160枚〉 | ||||
わが神曲・放射線 病院のガラスの自動扉がゆっくりと開く。その扉を潜るたびに巡礼者ダンテが「地獄の門」を通り抜けるシーンを詩人は思い出す。 | … | 四元康祐 | P91 | |
〈連作〉 | ||||
ピエタとトランジ〈完全版〉 第11回 | … | 藤野可織 | P150 | |
〈連載〉 | ||||
その日まで 第2回 | … | 瀬戸内寂聴 | P162 | |
湘南夫人 第2回 | … | 石原慎太郎 | P170 | |
鉄の胡蝶は記憶の歳月に夢を彫るか 第2回 | … | 保坂和志 | P184 | |
帝国の黄昏 第4回 | … | 花村萬月 | P196 | |
御社のチャラ男 第5回 | … | 絲山秋子 | P210 | |
おおきな森 第9回 | … | 古川日出男 | P224 | |
人外(にんがい) 第10回 | … | 松浦寿輝 | P236 | |
二月のつぎに七月が 第17回 | … | 堀江敏幸 | P248 | |
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain 第7回 | … | ブレイディみかこ | P147 | |
レンマ学 第8回 | … | 中沢新一 | P260 | |
出雲神話論 第12回 | … | 三浦佑之 | P278 | |
人間とは何か ──フランス文学による感情教育── 第14回 | … | 中条省平 | P296 | |
たましいを旅するひと──河合隼雄 第19回 | … | 若松英輔 | P309 | |
〈世界史〉の哲学 第107回 | … | 大澤真幸 | P321 | |
現代短歌ノート 第100回 | … | 穂村弘 | P293 | |
〈随筆〉 | ||||
神は土俵のどこにいる? | … | 内館牧子 | P221 | |
あの街、この街 柴崎友香、相米慎二 | … | 濱口竜介 | P275 | |
部屋と文体 | … | 町屋良平 | P258 | |
それでいいのだ | … | 爪切男 | P336 | |
〈書評〉 | ||||
『絶望キャラメル』島田雅彦 | … | 海猫沢めろん | P338 | |
『TIMELESS』朝吹真理子 | … | いしいしんじ | P340 | |
『送り火』高橋弘希 | … | 岩川ありさ | P342 | |
『蹴爪(ボラン)』水原涼 | … | 陣野俊史 | P344 | |
『ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館』高原英理 | … | 倉本さおり | P346 | |
創作合評 | ||||
「うみまち」太田靖久 | … | 安藤礼二 X蜂飼耳 X小澤英実 | P352 | |
「永遠のあとに来る最初の一日」福嶋伸洋 | … | 安藤礼二 X蜂飼耳 X小澤英実 | P352 | |
「波に幾月」藤代泉 | … | 安藤礼二 X蜂飼耳 X小澤英実 | P352 | |
第62回群像新人文学賞応募規定 | … | P368 | ||
第63回群像新人評論賞応募規定 | … | P335 | ||
執筆者一覧 | … | P371 |
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