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群像  7月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

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タイトル:群像 2018年 07 月号 [雑誌]
発売日:2018-06-07
価格:
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歳時創作シリーズ 伍
 
季・憶 Ki-Oku 
夜は短く、やがて梅雨明けへ。暑気まとわりつき、遙か高く雲立ちのぼる。作家の想像力で繋ぐひととせ――二十四節気七十二候――の季節の記憶。一年をとおした好評読み切り掌篇大特集。
  P8
 
季・憶 Ki-Oku  夏―夏至 
乃東枯(なつかれくさかるる)
西村賢太 P8
 
季・憶 Ki-Oku  夏―小暑 
鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)
重松清 P24
 
季・憶 Ki-Oku  夏ー大暑 
大雨時行(たいうときどきふる)
町田康 P42
特別対談
 
名前のない世界への扉を探して 
十七年ぶりの新歌集『水中翼船炎上中』を刊行した穂村氏と『ウィステリアと三人の女たち』が話題の川上氏。表現者として互いを敬する二人が、創作の核心に迫る
穂村弘 
川上未映子 
P66
ロングインタビュー
 
多和田葉子「もしも言葉が一枚の巨大な網ならば」 
言葉の衝突が生む危機感に身を置くとき、新たな発想が生まれる。本誌連載の新刊『地球にちりばめられて』をめぐり、言語の多様性を探究する。
聞き手小澤英実 P82
短篇90枚
 
光 
二年前に亡くなった犬の最期を思い出していた。その追憶のさなか、妻から連絡が入った。「笹田さんがお亡くなりになりました。ご自分で」。
佐藤洋二郎 P97
中篇100枚
 
シェーデル日記 
前立腺ガンからの復活を期す詩人は「シェーデル・クリニック」でリハリビの日々。目下の懸案は、「オシッコ漏れ」そして「勃つ、勃たない」問題なのだが・・・・。
四元康祐 P129
評論
 『肉の告白』からアナルケオロジーへ
フーコーの最後の思想(前篇) 
死後三十四年を経てようやく出版されたフーコー『性の歴史』最終巻『肉の告白』。思想家は最後に何を書き残したのか。アクチュアルな思考の可能性を探る。
宇野邦一 P160
連作
 
ピエタとトランジ 
〈完全版〉〔10〕
藤野可織 P211
連続対談
 
今夜、笑いの数を数えましょう 
第5回  宮沢章夫
いとうせいこう P178
〈連載〉
 
帝国の黄昏 
第2回
花村萬月 P226
 
御社のチャラ男 
第3回
絲山秋子 P241
 
おおきな森 
第7回
古川日出男 P254
 
人外(にんがい) 
第8回
松浦寿輝 P271
 
二月のつぎに七月が 
第15回
堀江敏幸 P286
 
山海記 
第18回
佐伯一麦 P296
 
ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain 
第5回
ブレイディみかこ P126
 
レンマ学 
第6回
中沢新一 P304
 
出雲神話論 
第10回
三浦佑之 P316
 
人間とは何か                   ──フランス文学による感情教育── 
第12回
中条省平 P334
 
たましいを旅するひと──河合隼雄 
第17回
若松英輔 P348
 
〈世界史〉の哲学 
第105回
大澤真幸 P360
 
現代短歌ノート 
第98回
穂村弘 P375
〈随筆〉
 
魔王たちと「空中庭園」 
井波律子 P208
 
まっさーじ放浪記 
綿矢りさ P251
 
フィリップ! 
崔実 P331
 
理想の墓石を求めて 
市川春子 P224
 
行きつけの店 
金井真紀 P302
 
映画以外の趣味 
山戸結希 P284
 
校舎内の異界について 
マーサ・ナカムラ P346
〈書評〉
 
『草薙の剣』橋本 治 
安藤礼二 P378
 
『湖畔の愛』町田 康 
立川談四楼 P380
 
『紋章と時間 諏訪哲史文学芸術論集』諏訪哲史 
高原英理 P382
 
『みなさんの爆弾』朝比奈あすか 
木村紅美 P384
創作合評
 
「ある男」平野啓一郎  
富岡幸一郎 
諏訪哲史 
朝比奈あすか 
P386
 
「生き方の問題」乗代雄介 
富岡幸一郎 
諏訪哲史 
朝比奈あすか 
P386
 
「藁の王」谷崎由依 
富岡幸一郎 
諏訪哲史 
朝比奈あすか 
P386
 
第62回群像新人文学賞応募規定 
   
 
第63回群像新人評論賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P403

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