タイトル:新潮 2024年10月号 | ||||
新連作小説 | ||||
ローレライ 技術が発展しても、人は自らの足で山頂を目指すのか。崇高な問いに挑む、近未来登山SF。 | … | 高山羽根子 | P7 | |
七月三十一日晴れ 漁港のホテルで働くワケありの女たち。新参の藤野さんを巡る噂話から、物語が動き出す。 | … | 今村夏子 | P21 | |
二三〇枚 すべてを抱きしめる 「ラブリーの素」を飲んだら、世界の仕組み(ストーリー)が見えてきた。教え子の死、彼女との関係。正気と狂気の間で思考する、令和のサイケ文学! | … | 鴻池留衣 | P47 | |
安いボート 六歳の夏、「おしっこ見せて」と言われた少年は――歌舞伎町の歌人、鮮烈な文芸誌初登場。 | … | SHUN | P121 | |
連載小説 | ||||
生活 第二部 第12回 完 | … | 町屋良平 | P279 | |
Ifの総て 第 4回 | … | 島田雅彦 | P291 | |
湾 第 5回 | … | 宮本輝 | P302 | |
荒れ野にて 第78回 | … | 重松清 | P316 | |
リレーコラム | ||||
街の気分と思考(32) 予言を聞く顔 | … | マーサ・ナカムラ | P242 | |
街の気分と思考(32) 京都へ行くつもりじゃなかった | … | ゆっきゅん | P246 | |
新潮 | ||||
しゃべりを超えていくために | … | つやちゃん | P250 | |
安くなった国で | … | pha | P252 | |
なぜ『源氏物語』は読まれ続けるのか | … | 三宅香帆 | P254 | |
未知なる贈り物 | … | 八木詠美 | P256 | |
日々プチ混乱 | … | 山中瑶子 | P258 | |
第56回《新潮新人賞》予選通過作品発表 | … | P266 | ||
第57回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!] 【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹 | … | P338 | ||
新連載評論 | ||||
数学する惑星 第一回 地球の言葉で考える 地球を統合システムと捉え、行動変容の可能性を探る。数学の力を借りた壮大なスケッチ。 | … | 森田真生 | P133 | |
【対談】 | ||||
佐伯一麦X松浦寿輝 旅のさびしさ、「私」の自画像 風景と時間、古井由吉と「老い」の認識――記憶の断片を繋ぎ、人生という旅を語り合う。 | … | P149 | ||
【未発表原稿】 | ||||
三十七年後の日本 遺品整理で発見された幻の随筆には、日本文学に生涯を捧げた男の孤立感が刻まれていた。 | … | ドナルド・キーン 訳・序説 角地幸男 | P163 | |
試練の予感――『つながる私(アイ)』展マニフェスト | … | 塩田千春 | P183 | |
ゴヤは我らが同時代人――トロイアの詩人たちへ | … | 今福龍太 | P197 | |
独りの椅子 石垣りんのために 第9回 | … | 梯久美子 | P215 | |
小林秀雄 第110回 | … | 大澤信亮 | P269 | |
料理の人類学のかたわらで 第 4回 御菓子丸、存在しないものを象る和菓子 | … | 藤田周 | P260 | |
地上に星座をつくる 第126回 ご先祖さまに会う | … | 石川直樹 | P262 | |
見えない音、聴こえない絵 第230回 手ぬぐいとリュウグウノツカイ | … | 大竹伸朗 | P264 | |
私の書棚の現在地 青木 淳『くうきをつくる』 | … | 書評委員九段理江 | P221 | |
私の書棚の現在地 古谷利裕『セザンヌの犬』 | … | 書評委員山下澄人 | P224 | |
本 | ||||
川上弘美『明日、晴れますように 続七夜物語』 | … | 金原瑞人 | P228 | |
尾崎世界観『転の声』 | … | 高橋弘希 | P230 | |
町屋良平『私の小説』 | … | 滝口悠生 | P232 | |
辻原 登『陥穽』 | … | 田中和生 | P234 | |
デルモア・シュワルツ(小澤身和子訳)『夢のなかで責任がはじまる』 | … | 豊崎由美 | P236 | |
砂川文次『越境』 | … | 内藤千珠子 | P238 | |
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』 | … | 永井玲衣 | P240 |
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