タイトル:新潮 2024年 9月号 | ||||
長篇戯曲 | ||||
正三角関係 長男は花火師、次男は物理学者、三男は聖職者。『カラマーゾフの兄弟』を下敷きに、いま裁かれるのは父殺しの息子か、それとも我々か? | … | 野田秀樹 | P7 | |
女の子と女たちの生きかた/エピローグ フォトグラファー 男性のような冒険を、田舎町の少女は願った。五月に逝去したノーベル賞作家、唯一の長篇とも呼ばれる連作短篇集より、二篇を初邦訳。 | … | アリス・マンロー 訳・小竹由美子 | P73 | |
追悼 アリス・マンロー これからマンローをどう読むか | … | 小竹由美子 | P112 | |
偶像 伝説のアイドル、親鸞の息子がアルバムを引っ提げツアー敢行。みんな、もう救われてるよ! | … | 円城塔 | P117 | |
新連載第三回 | ||||
Ifの総て | … | 島田雅彦 | P135 | |
連載小説 | ||||
湾 第 4回 | … | 宮本輝 | P289 | |
生活 第二部 第11回 | … | 町屋良平 | P304 | |
荒れ野にて 第77回 | … | 重松清 | P318 | |
リレーコラム | ||||
街の気分と思考(31) 地球を入れる傘がほしい | … | 斎藤真理子 | P234 | |
街の気分と思考(31) のり子、あんたなら何をする | … | ヒコロヒー | P238 | |
新潮 | ||||
視界不明瞭 | … | 伊良刹那 | P242 | |
九〇年の眠りから覚めて――矢田津世子の未発表小説 | … | 高橋秀晴 | P244 | |
手とハサミと本と知と | … | 湯澤規子 | P246 | |
『女の子たち風船爆弾をつくる』その後 | … | 小林エリカ | P248 | |
第57回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!] 【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹 | … | P338 | ||
天皇への敗北――戦後日本の民主主義における憲法の物語について 日本のリベラルは何に負けたのか。安倍政権下で見えた、天皇と日本国憲法の強固な関係。 | … | 國分功一郎 | P157 | |
【対談】 | ||||
細野晴臣X中沢新一 精神の音楽を追い求めて 80年代の神秘体験から、宗教と昭和歌謡の本質まで。同時代を生きてきた二人の魂の呼応。 | … | P169 | ||
飴屋法水X岡田利規 「個」と「種」を束ねる想像力 演劇との距離、同心円状に伸縮する思考――有限性の中から「私」を超える力が立ち上がる。 | … | P181 | ||
ひろゆきに論破されてみた件 想像した「論破」とは何かが違う。不敵な説得力の正体を探る、実体験の批評ドキュメント! | … | 綿野恵太 | P211 | |
触れるポートフォリオ 第五回 あなたの顔は(中編) | … | 島本理生 | P195 | |
独りの椅子 石垣りんのために 第8回 | … | 梯久美子 | P203 | |
小林秀雄 第109回 | … | 大澤信亮 | P279 | |
料理の人類学のかたわらで 第 3回 食べられなかったセビーチェたち | … | 藤田周 | P270 | |
AIが音楽を変える日 第12回(完) AIが音楽を救う日 | … | 榎本幹朗 | P272 | |
地上に星座をつくる 第125回 残された者たち | … | 石川直樹 | P274 | |
見えない音、聴こえない絵 第229回 ナイロビの版ズレ | … | 大竹伸朗 | P276 | |
私の書棚の現在地 坂口安吾『安吾探偵事件帖 事件と探偵小説』彩図社文芸部編『文豪たちが書いた 殺しの名作短編集』 | … | 書評委員市川沙央 | P252 | |
私の書棚の現在地 レイチェル・カーソン/森田真生『センス・オブ・ワンダー』 | … | 書評委員古川真人 | P255 | |
本 | ||||
池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』 | … | 榎本空 | P258 | |
赤松りかこ『グレイスは死んだのか』 | … | 小山田浩子 | P260 | |
桐野夏生『オパールの炎』 | … | 角田光代 | P262 | |
中沢新一『構造の奥 レヴィ=ストロース論』 | … | 越川芳明 | P264 | |
柴崎友香『あらゆることは今起こる』 | … | 西村紗知 | P266 | |
アマンダ・ゴーマン(鴻巣友季子訳)『わたしたちの担うもの』 | … | 渡辺祐真 | P268 |
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