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新潮 2024年 5月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

新潮

毎月7日
(株)新潮社



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タイトル:新潮 2024年 5月号
 二一〇枚
サンショウウオの四十九日 
二人はサンショウウオ、くるくる回れば一つの陰陽魚。三島賞作家が挑む、結合双生児として肉体に二つの魂を同居させた姉妹、その命のドラマ。
朝比奈秋 P7
 
貯金箱 
怪しい老人から渡された白い紙には、何かがくるまれていた――摩訶不思議な家族小説!
今村夏子 P75
 連作最終回
セルフィ 
大食い動画がバズったら自意識と承認欲求は満たされるのか? 絶望の果てを描く完結編。
本谷有希子 P99
 
極光 
北欧の極地に至り、ついにオーロラを見た旅人。だがそれは夢幻の体験の始まりだった。
諏訪哲史 P125
連載小説
 
生活 第二部 
第 8回
町屋良平 P241
 
天使も踏むを畏れるところ 
第44回
松家仁之 P254
 
漂流 
第50回
町田康 P270
 
荒れ野にて 
第74回
重松清 P275
新潮
 
「野良文豪」 
献鹿狸太朗 P202
 
食べものはなにものか 
露久保美夏 P204
 
墜落について 
西村紗知 P206
 
レディ・ムラサキの日記 
森山恵 P208
第57回《新潮新人賞》応募規定
 
第57回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!] 
【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
  P224
対談
 
吉本隆明から託された『精神の考古学』 
互いの父のことから、前世の記憶まで。濃密な経験をもとに現代の隘路を抜け出す道を探る。
中沢新一 吉本ばななP139
 
『DJヒロヒト』と歴史の再起動 
昭和天皇を通して戦争の時代を見つめ、今を理解する。小説と歴史学の本質に迫る対話。
高橋源一郎 原武史P153
鼎談
 
能、謡の詞章を英語にする醍醐味/柴田元幸 ジェイ・ルービン いとうせいこう 
六五〇年謡い継がれた言葉を英語で読む意味とは? 「能十番」訳者二人と名翻訳家の話。
柴田元幸ジェイ・ルービン いとうせいこうP167
 
さよなら、暴力――触れるポートフォリオ 
第3回
島本理生 P177
 
独りの椅子 
石垣りんのために 第五回
梯久美子 P185
リレーコラム
 
街の気分と思考(28) 
パパ活と、娯楽の現在
マーサ・ナカムラ P194
 
街の気分と思考(28) 
あけましてビジネスホテル
ゆっきゅん P198
 
小林秀雄 
第106回
大澤信亮 P231
 
AIが音楽を変える日 
第9回 AIがライムを刻む日
榎本幹朗 P226
 
見えない音、聴こえない絵 
第226回 檸檬と夢
大竹伸朗 P228
 
私の書棚の現在地 
田中岩男『鴎外と『ファウスト』――近代・時間・ニヒリズム』
書評委員市川沙央 P210
 
私の書棚の現在地 
柏木 新『戦争と演芸――〝笑い〟は嫌われ、〝泣き〟も止められ』
書評委員古川真人 P213
 
上田岳弘『K+ICO』 
麻布競馬場 P216
 
風元 正『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』 
先崎彰容 P218
 
鈴木涼美『YUKARI』 
日和聡子 P220
 
大田ステファニー歓人『みどりいせき』 
町屋良平 P222

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