タイトル:新潮 2023年 10月号 | ||||
午後の朝鮮薊 伯爵夫人が姿を消してから三年。奔放な従妹は娘を遺してこの世を去り、その姉が童貞・二朗の前に現れた。戦火の下の鮮烈なエロス! | … | 蓮實重彦 | P7 | |
新連載 生活 第二部 かれは死にかけた。再開した人生は、かれにとっても周囲にとっても、前と同じではない。 | … | 町屋良平 | P31 | |
戯曲 宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓 空気のない宇宙で音楽を希求する乗組員たち。非母語者による、新たな日本語演劇への挑戦。 | … | 岡田利規 | P43 | |
会津磐梯山 同級生との酒宴から徳一の修行した「宝の山」へと導かれて、東北の精神に想いを馳せる。 | … | 佐伯一麦 | P73 | |
バーニラ バニラ バーニラ 「お姉さん、フォロワーが欲しいんですか?」原宿系ジェンダーレス男子は邪気なく私に――。 | … | 本谷有希子 | P89 | |
夏風邪 私はまだ何も成し遂げられていない――二十五歳の夏、三途の川に沈んで掴み取ったもの。 | … | マーサ・ナカムラ | P105 | |
デンマーク・ローリング 欠航、ロストバゲージ。災難続きのデンマークで世界の作家と相見えた獅子奮迅日記文学。 | … | 小山田浩子 | P119 | |
連載小説 | ||||
大使とその妻 第25回 | … | 水村美苗 | P277 | |
天使も踏むを畏れるところ 第37回 | … | 松家仁之 | P288 | |
第55回《新潮新人賞》予選通過作品発表 | ||||
第55回《新潮新人賞》予選通過作品発表 | … | P153 | ||
第56回《新潮新人賞》応募規定 | ||||
第56回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!] 【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹 | … | P306 | ||
小林秀雄の謎を解く 日本の伝統とは、人間の知とはどういうものか。泰斗の試みを読み解くスリリングな序章。 | … | 苅部直 | P155 | |
宮崎駿「君たちはどう生きるか」考――戦後と虚構、そして複数の母たちへ 宮崎駿の無意識や夢のなかを探索することは、日本人の自画像を発見しなおしていく作業だ。 | … | 下西風澄 | P173 | |
祖母を失うこと | … | 榎本空 | P197 | |
追悼 森内俊雄 | ||||
追悼 森内俊雄 今一度、『骨の火』を讃えて | … | 富岡幸一郎 | P206 | |
新連載 | ||||
AIが音楽を変える日 第3回・AIが流行を支配する日 | … | 榎本幹朗 | P260 | |
リレーコラム | ||||
街の気分と思考(21) 記憶のかもめ | … | 川上弘美 | P210 | |
街の気分と思考(21) 家族を乗せた船 | … | 塩田千春 | P215 | |
嫉妬と階級の『源氏物語』 (十) 連載完結 | … | 大塚ひかり | P246 | |
小林秀雄 (百) | … | 大澤信亮 | P267 | |
地上に星座をつくる 第百二十一回・山頂は一つだけ | … | 石川直樹 | P262 | |
見えない音、聴こえない絵 第二二〇回・透過性ホックニー | … | 大竹伸朗 | P264 | |
私の書棚の現在地 岩永直子『言葉はいのちを救えるか?』 | … | 書評委員津村記久子 | P228 | |
私の書棚の現在地 児玉雨子『##NAME##』 | … | 書評委員町屋良平 | P231 | |
本 | ||||
田中慎弥『流れる島と海の怪物』 | … | 石井遊佳 | P234 | |
町屋良平『恋の幽霊』 | … | 一木けい | P236 | |
高瀬隼子『いい子のあくび』 | … | 鴻池留衣 | P238 | |
児玉雨子『##NAME##』 | … | 斎藤美奈子 | P240 | |
乗代雄介『それは誠』 | … | 鈴木涼美 | P242 | |
高橋弘希『叩く』 | … | 渡辺祐真 | P244 | |
新潮 | ||||
にもかかわらず私は | … | 李龍徳 | P220 | |
ピエタ 娘たちへのメッセージ | … | 上野千鶴子 | P222 | |
立岩真也のこと | … | 岸政彦 | P224 | |
勝手口から入ってちゃぶ台返し | … | 村上由鶴 | P226 |
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