芥川賞受賞第一作 | ||||
[二〇〇枚] ショパンゾンビ・コンテスタント 音大をやめた小説家志望はぼく。魔法のような音を奏でるピアニストは同級生。才能って、天才ってなんだ? 新身体派の新音楽小説! | … | 町屋良平 | P7 | |
ファイア 燃え上がるラーメンと冷めゆく愛。先鋭的想像力と緻密な人間模様が京都の地で像を結ぶ。 | … | 大前粟生 | P69 | |
カウチサーフィン 外国からのゲストが三世代住宅にやってきた。思わぬ出来事が一家にもたらしたものは――。 | … | 大竹昭子 | P85 | |
宝物 宝物を探して、少女は冒険する。硝子工場へ、幼稚園へ、「不思議がいっぱい」の世界へ。 | … | 瀬戸内寂聴 | P137 | |
わたしが行ったさびしい町 (4)名瀬 人はふつうの町で生きふつうの町で死んでゆく。生それじたいが本質的にさびしいのだ。 | … | 松浦寿輝 | P143 | |
[新連載第三回] 漂流 浸水甚だしく疲労は極みに達するも、船人だちの機動力で死を潜り抜け、ついに島影が! | … | 町田康 | P105 | |
[新連載第三回] チェロ湖 湖そのものが業を煮やした――。数十万年の歴史を抱くチェロ湖に時代の変化が忍び寄る。 | … | いしいしんじ | P119 | |
連載小説 | ||||
ヒロヒト 第 7回 | … | 高橋源一郎 | P266 | |
ビッグ・スヌーズ 第15回 | … | 矢作俊彦 | P276 | |
荒れ野にて 第40回 | … | 重松清 | P289 | |
あなたの日常に福島はある 震災から八年。「関心の断絶」をいかに乗り越えるか。『新復興論』の著者が福島から問う。 | … | 小松理虔 | P151 | |
川端康成最後の書簡――「不浄」ということ 「この春は、心弱りに引籠もつてをりました」自死の直前に認められた川端書簡の謎を問う。 | … | 深澤晴美 | P160 | |
追悼 橋本治 ありがと、じゃあね | … | 高橋源一郎 | P164 | |
追悼 橋本治 如是我聞 | … | 松家仁之 | P166 | |
声――フランスと日本と 第 3回 | … | 福田和也 | P173 | |
保田與重郎の文学 第 7回 | … | 前田英樹 | P203 | |
血、虹、半影の夢――新しい宮沢賢治 第10回 | … | 今福龍太 | P219 | |
これは小説ではない 第11回 | … | 佐々木敦 | P241 | |
地上に星座をつくる 第72回 流氷のはじまりを探して | … | 石川直樹 | P254 | |
見えない音、聴こえない絵 第172回 ビルとウィスキー | … | 大竹伸朗 | P190 | |
新潮 | ||||
溶解するセメントの記憶 | … | 太田信吾 | P192 | |
変身 | … | 川辺素 | P194 | |
ストリート、あるいはライオット・ガール的 | … | 長島有里枝 | P196 | |
人はなぜ働くのだろうか? | … | 長瀬海 | P198 | |
ネギが消える | … | 松村翔子 | P200 | |
本 | ||||
長野まゆみ『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』 | … | 暁方ミセイ | P256 | |
高山羽根子『居た場所』 | … | 小澤英実 | P258 | |
古井由吉『この道』 | … | 倉本さおり | P260 | |
鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』 | … | 栗原裕一郎 | P262 | |
上田岳弘『ニムロッド』 | … | ドミニク・チェン | P264 | |
第51回《新潮新人賞》応募規定 【選考委員】大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則 | … | P188 |
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