【新連載】 | ||||
チェロ湖 チェロの形をした大きな湖の畔で、青年はアユを釣り、野鳥の声を録音し、古い物語を釣る。生と湖の歴史と生態系が交響する大型作品! | … | いしいしんじ | P7 | |
[新連載第二回] 履物屋の親友 想像力に目覚めた四歳のわたしはすべての経験を老人に物語る。小説家の起源を問う掌篇。 | … | 瀬戸内寂聴 | P25 | |
[新連載第二回] 漂流 荒れ狂う波濤。いよいよ私はあれをやる時が来た。海を鎮め船を救う奇跡の神威を見よ! | … | 町田康 | P29 | |
[新連載第二回] わたしが行ったさびしい町 2・ペスカーラ 「魚の町」ぺスカーラに行こうと決意したのは、ラヴェンナのモザイク画を見たせいだ。 | … | 松浦寿輝 | P41 | |
飛光 それは、新月の夜にやって来る――。子を待つ母の強い祈りが虚実不可分の世界を呼ぶ。 | … | 日和聡子 | P49 | |
助けて 正社員のまま母となった元同僚たち。その子供らの愛らしい写真がまな子の小説を脅かす。 | … | 藤野可織 | P71 | |
続続続アイオワ日記(完) 今年ここに集まった作家たちがまた集まることはたぶんもう二度とない。共同生活完結篇。 | … | 滝口悠生 | P83 | |
[移籍新連載第二回] プリニウス | … | ヤマザキマリ とり・みき | P266 | |
連載小説 | ||||
ヒロヒト 第6回 | … | 高橋源一郎 | P257 | |
ビッグ・スヌーズ 第13回 | … | 矢作俊彦 | P244 | |
特別対談 | ||||
この国の内と外 小説と漫画で世界に日本文化を発信し続ける2人の書き手の真摯でユーモラスな初対談! | … | 川上弘美 Xヤマザキマリ | P117 | |
「ポスト」をめぐって――「後期印象派」から「ポスト・トゥルース」まで Postの一語に秘められた殺戮と延命の両機能。嘘臭いこの時代を撃つ、白熱の東大講演録! | … | 蓮實重彦 | P129 | |
声――フランスと日本と パリを訪ね、フランスと日本を貫く声を聴く。 | … | 福田和也 | P149 | |
カワイイ、灰色の日本 ベトナム人作家の「日本死にかけ」旅行記。 | … | リン・ディン 訳・解説小澤身和子 | P163 | |
精神の自由を保ち、九十三年の生涯に向き合う 黒川創『鶴見俊輔伝』論 | … | 最相葉月 | P170 | |
保田與重郎の文学(五) | … | 前田英樹 | P187 | |
無何有郷からの通信 新しい宮沢賢治(9) | … | 今福龍太 | P201 | |
これは小説ではない(九) | … | 佐々木敦 | P223 | |
地上に星座をつくる 第七十回・ヒマラヤの仮面神 | … | 石川直樹 | P234 | |
見えない音、聴こえない絵 第一七〇回・ビルと圓通寺 | … | 大竹伸朗 | P174 | |
新潮 | ||||
女の子のロールモデルと戦争 | … | 堀越英美 | P176 | |
時代精神と先端音楽――追悼・阿木譲 | … | 椹木野衣 | P178 | |
人類学は私たちに何を示してくれるか | … | 長谷川眞理子 | P180 | |
金融政策と「貨幣とは何か」をめぐる論争 | … | 飯田泰之 | P182 | |
悲嘆可能性と前未来 | … | 岩川ありさ | P184 | |
本 | ||||
寺尾紗穂『彗星の孤独』 | … | 青山真治 | P236 | |
坂口恭平『建設現場』 | … | 上妻世海 | P238 | |
辻原 登『不意撃ち』 | … | 田中和生 | P240 | |
第51回《新潮新人賞》応募規定 | ||||
第51回《新潮新人賞》応募規定 | … | P242 | ||
【選考委員】 大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則 | … | P242 |
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