二一〇枚 ジャップ・ン・ロール・ヒーロー 幻のバンド、ダンチュラ・デオ。その預言者・喜三郎と共に、僕は情報戦の舞台でマイクを握る。虚構(オリジナル)と現実(コピー)が渾然一体をなす、超弩級想像力! | … | 鴻池留衣 | P7 | |
一四〇枚 アイスピック 戻るはずのない雪深い故郷に、息子を連れ、男が戻ったのは何故か。狂気と妄執の追跡行。 | … | 佐藤友哉 | P73 | |
猫の夜 自然界に悲劇は存在しない――高齢者施設に暮らす私と相棒と四匹の仔猫の真夜中の冒険。 | … | 加藤幸子 | P117 | |
【戯曲】 NO SEX するひとがいる。ウチらはしないけど。権力に抵抗し、未来の性を歌い上げる、野心的音楽劇。 | … | 岡田利規 | P127 | |
ひよこ太陽 仕事と生活から行方不明になろうと逃げ帰った故郷で、作家は記憶にない小説に対面する。 | … | 田中慎弥 | P157 | |
連載小説 | ||||
ビッグ・スヌーズ 第 8回 | … | 矢作俊彦 | P312 | |
新潮 | ||||
もう直感は役に立たなくなってしまった | … | 伊藤ガビン | P236 | |
音楽が生まれる | … | 高木正勝 | P238 | |
「到来しない未来」の戯曲を創作する | … | 谷竜一 | P240 | |
世界で建築を教えるということ | … | 中山英之 | P242 | |
見て、書くことの読点について | … | 福尾匠 | P244 | |
第51回《新潮新人賞》応募規定 選考委員 大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則 | … | P246 | ||
新連載 | ||||
保田與重郎の文学 考え、考えて、どうしても解けぬ時、古典が教えに来るとその文人は言った。注釈と愛読、抵抗としての保田文学を明らめる畢生の批評。 | … | 前田英樹 | P167 | |
[対談] | ||||
因果律の抜け落ちた話 自他の区別もない道の記憶、小説に響く無数の声――『TIMELESS』刊行を機に語り合う。 | … | 朝吹真理子 X町田康 | P191 | |
[鼎談] | ||||
北海道と想像力をめぐる冒険 「ハックルベリー・フィン」「風の歌を聴け」から「ミライミライ」へ。創作と翻訳の最前線。 | … | 古川日出男 Xテッド・グーセン X柴田元幸 | P203 | |
平田オリザの芝居『日本文学盛衰史』拝見 | … | 関川夏央 | P215 | |
亡霊たちの舞台――岡田利規『NO THEATER』を観る | … | 安藤礼二 | P220 | |
検索の外へ 柴崎友香『公園へ行かないか? 火曜日に』を読む | … | 都甲幸治 | P224 | |
円城塔『文字渦』を読む 設文改字 | … | 山本貴光 | P229 | |
円城塔『文字渦』を読む もじがかたるもじのものがたり | … | 黒田夏子 | P232 | |
第一部完結・一一〇枚 小林秀雄 批評を体現した男の生涯を近代史と重ね合わせ描く決定的評伝、いよいよ一九四五年へ。 | … | 大澤信亮 | P249 | |
これは小説ではない 第5回 | … | 佐々木敦 | P285 | |
地上に星座をつくる 第六十六回・チェビさんと会う | … | 石川直樹 | P234 | |
見えない音、聴こえない絵 第一六六回 | … | 大竹伸朗 | P298 | |
本 | ||||
津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』 | … | 小山田浩子 | P300 | |
温又柔『空港時光』 | … | 小竹由美子 | P302 | |
谷崎由依『鏡のなかのアジア』 | … | 日和聡子 | P304 | |
鵜飼哲夫『三つの空白――太宰治の誕生』 | … | 村上克尚 | P306 | |
伊藤亜紗『どもる体』 | … | 尹雄大 | P308 | |
大谷能生『平岡正明論』 | … | 四方田犬彦 | P310 |
ひとことコメント
コメント: