四二〇枚 鳥を放つ セクトが人違いした男はぼくの分身なのか。世界の消滅を語った女はぼくの残像なのか。東京、パリ、アフリカ。数十年の流謫の果てに、青年は解き放たれるのか。著者初小説! | … | 四方田犬彦 | P7 | |
蟹行 同じ町に暮らす縁。年利十五パーセントの金の縁。大阪の路上でせめぎあう男たち女たち。 | … | 玄月 | P133 | |
ヒロヒト[第三回] ニッポンの原爆(2) | … | 高橋源一郎 | P153 | |
連載小説 | ||||
格闘 (連載最終回) | … | 髙樹のぶ子 | P284 | |
ビッグ・スヌーズ 第 7回 | … | 矢作俊彦 | P299 | |
荒れ野にて 第 38回 | … | 重松清 | P307 | |
新潮 | ||||
羽目を外してプルースト | … | 阿久津隆 | P218 | |
「あわいの詩学」を身体化する、岡田利規の映像演劇 | … | 岩城京子 | P220 | |
ワイルド、三島、ジョニー・ウィアー | … | 鈴木ふさ子 | P222 | |
兄貴の胸を借りた対決 | … | 堀本裕樹 | P224 | |
想像をデザインする | … | 三浦哲哉 | P226 | |
僕たちがラグビー部員だったころ | … | 水原涼 | P228 | |
第51回《新潮新人賞》応募規定 選考委員 大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則 | … | P274 | ||
第六回 河合隼雄物語賞・学芸賞発表 | ||||
第六回 河合隼雄物語賞・学芸賞発表 【物語賞授賞作】 光の犬 | … | 松家仁之 | P166 | |
第六回 河合隼雄物語賞・学芸賞発表 【学芸賞授賞作】 ケルト 再生の思想――ハロウィンからの生命循環 | … | 鶴岡真弓 | P168 | |
【選評】(物語賞) | … | 後藤正治 | P168 | |
【選評】(学芸賞) | … | 中沢新一 | P168 | |
生きものとして狂うこと――震災後七年の個人的な報告 突き刺さったまま抜けない声に、応えるのが文学ではないか? 渾身の6・21パリ講演録。 | … | 木村友祐 | P171 | |
街は生きている――アフター『ルポ 川崎』 “浄化”【ジェントリフィケーション)は川崎に何をもたらし、何を奪うのか。話題書の著者が見た、変わりゆくその街の今。 | … | 磯部涼 | P183 | |
二つの彗星――父・寺尾次郎の死に寄せて | … | 寺尾紗穂 | P201 | |
「たいせつになったなりゆき」について 朝吹真理子『TIMELESS』を読む | … | 堀江敏幸 | P208 | |
川に隔てられてきた奇跡の友 国分拓『ノモレ』を読む | … | いしいしんじ | P212 | |
これは小説ではない(四) | … | 佐々木敦 | P231 | |
心象のレンブラント光線 新しい宮沢賢治(6) | … | 今福龍太 | P243 | |
小林秀雄 [第五十七回] | … | 大澤信亮 | P263 | |
地上に星座をつくる 第六十五回・島に暮らす | … | 石川直樹 | P216 | |
見えない音、聴こえない絵 第一六五回 | … | 大竹伸朗 | P276 | |
本 | ||||
坂口恭平『家の中で迷子』 | … | 藤井光 | P278 | |
島田雅彦『絶望キャラメル』 | … | 江南亜美子 | P280 | |
村田喜代子『火環 八幡炎炎記 完結編』 | … | 富岡幸一郎 | P282 |
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