二00枚 窓 住宅街に漂う死臭。福祉施設での凄惨な事件。この忌むべき世界から障害者の兄の魂を守るため、窓を閉めるべきなのか。気鋭の飛翔作! | … | 古川真人 | P7 | |
NŌ THEATER 世の中は、僕に対する需要はない。地下鉄ホームに幽霊の姿を幻視する、能・狂言の現在形。 | … | 岡田利規 | P71 | |
風船 小説に書いた故郷の知人の名で手紙が届く。女と別れた作家を襲う罪の意識と死の衝動。 | … | 田中慎弥 | P99 | |
100年後のこと | … | 藤野可織 | P109 | |
『流転の海』全九部完結 | ||||
野の春 連載最終回 執筆三十六年、自伝的大河小説、完結。熊吾一家の逃れえぬ「宿命」を描く壮絶な終幕! | … | 宮本輝 | P306 | |
連載小説 | ||||
ビッグ・スヌーズ 第 6回 | … | 矢作俊彦 | P332 | |
格闘 第 17回 | … | 髙樹のぶ子 | P323 | |
荒れ野にて 第 37回 | … | 重松清 | P343 | |
第31回 三島由紀夫賞発表 | ||||
【受賞作】 無限の玄(一部掲載) | … | 古谷田奈月 | P134 | |
【選評】 | … | 辻原登 X髙村薫 X川上弘美 X町田康 X平野啓一郎 | P124 | |
【受賞記念インタビュー】 死が繰り返される世界へ | … | P144 | ||
第51回《新潮新人賞》応募規定 選考委員 大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則 | … | P150 | ||
われわれはなぜこんなところにいるのだろう 小説はいかに「時代」を書きうるか。最高作『草薙の剣』を発表した稀代の作家が語る。 | … | 橋本治 X松家仁之 | P153 | |
「普遍」の探究 普遍への情熱――数学を支える無形の精神はいかに形成され、壮大な宇宙を生み出したか。 | … | 森田真生 | P167 | |
享楽せよ、と仕立て屋はいう――『ファントム・スレッド』小論 P・T・アンダーソン監督最新作に絡む幻の糸。 | … | 渡邉大輔 | P184 | |
目覚めよと呼ぶ声がする 天童荒太『ペインレス』を読む | … | 清水良典 | P190 | |
最終回・一八〇枚 鶴見俊輔伝 「もうろく」のなかに、未見の領域がある。戦後を生き抜いた哲学者の老境を読み解く。 | … | 黒川創 | P211 | |
これは小説ではない (三) | … | 佐々木敦 | P269 | |
小林秀雄 第五十六回 | … | 大澤信亮 | P281 | |
地上に星座をつくる 第六十四回・再会のカトマンズ | … | 石川直樹 | P208 | |
見えない音、聴こえない絵 第一六四回 | … | 大竹伸朗 | P294 | |
新潮 | ||||
ナボコフの「あやまち」 | … | 秋草俊一郎 | P194 | |
本に連れられて | … | 内田洋子 | P196 | |
卓上の絵画、画家の随筆 | … | 近藤恵介 | P198 | |
針と溝 | … | 齋藤圭吾 | P200 | |
サイトブロッキングが殺したのは誰か | … | 水野祐 | P202 | |
この中では誰もが平等である | … | 宮崎大祐 | P204 | |
『動物の声、他者の声』余滴 | … | 村上克尚 | P206 | |
本 | ||||
ヤン ヨンヒ『朝鮮大学校物語』 | … | 岸政彦 | P296 | |
多和田葉子『地球にちりばめられて』 | … | 管啓次郎 | P298 | |
原田宗典『〆太よ』 | … | 田中和生 | P300 | |
岸 政彦『はじめての沖縄』 | … | ミヤギフトシ | P302 | |
神里雄大『バルパライソの長い坂をくだる話』 | … | 柳原孝敦 | P304 |
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