タイトル:文藝2024春号 | ||||
創作 | ||||
存在よ! 無名モデルのキヌは、ホラー映画の撮影で幽霊役のスタンドインをやることに。スタッフたちには「見えない存在」として雑に扱われる中、女の幽霊が見えるようになり……。人間と幽霊が存在を懸けて革命を起こす―抑圧を希望へ繋ぐシスターフッド小説! | … | 長井短 | P8 | |
蜜のながれ 「強い男の話が、読んでみたいんです」―スランプに陥った芥川賞作家の堂島は、編集者の蓮来に、時代に逆行する「男」の物語を書くよう熱心に口説かれるが……。スキンシップなき社会で孤独を抱えた人間の魂の闇を暴き出す、衝撃の問題作! | … | 王谷晶 | P168 | |
バルクアップ! プロテイン文学 | ||||
対談 伊藤亜紗×羽田圭介 ブレる心、裏切る筋肉 | … | P68 | ||
創作 植物性ジャーキー事件 | … | 円城塔 | P80 | |
創作 跳べないならせめて立て | … | 児玉雨子 | P90 | |
創作 ヘルスモニター | … | 石田夏穂 | P132 | |
創作 反男性 | … | 李龍徳 | P146 | |
特別企画 身体と言葉を考える ブックガイド | … | 平松洋子 | P158 | |
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ | … | P114 | ||
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ 〝思考〟〝思考〟 | … | 大前粟生 | P115 | |
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ ほんとうにすしうまなんですよ | … | 永井玲衣 | P118 | |
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ 殺意の名は私 | … | 町屋良平 | P121 | |
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ 仕事を休んだ日の暖かい太陽 | … | 藤原麻里菜 | P126 | |
エッセイ 11月9日、体の声を聴くために、「瞑想」へ ずっと上の空で過ごしている | … | 八木詠美 | P129 | |
特別掲載 | ||||
東北モノローグ 福島 a folklorist 「ある時、初めて瓦礫だけでなく、そこに人間が関わる風景を見た時に、ああまだここでやれる思った」東北の生きる声を拾い上げる本連載、今回は様々な「海」と共にあったひとりの男性。もうすぐ14年の春が来るーー。 | … | いとうせいこう | P234 | |
短篇 | ||||
バックミラー 数年前バンドでブレイクした「僕」は、恋人と暮らす自宅の周りで何度も不審な女を目撃。思わず後をつけるとーー。 | … | 羽田圭介 | P248 | |
音楽 保育園の0歳児クラスに流れる、どこよりも静かな音。ある父が人生の岐路とともに回想する、聖なる日常の風景。 | … | 滝口悠生 | P278 | |
連載最終回 | ||||
マリリン・トールド・ミー | … | 山内マリコ | P286 | |
京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る | … | 古川日出男 | P318 | |
連載 | ||||
ジンタルス RED AMBER 風配図II 第 2回 | … | 皆川博子 | P368 | |
細長い場所 第 4回 木に咲く花 | … | 絲山秋子 | P386 | |
ギケイキ 第43回 | … | 町田康 | P394 | |
書評 | ||||
柴崎友香『続きと始まり』 | … | [評]金川晋吾 | P412 | |
綿矢りさ『パッキパキ北京』 | … | [評]斜線堂有紀 | P413 | |
古川日出男『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』 | … | [評]酒井順子 | P414 | |
大前粟生『チワワ・シンドローム』 | … | [評]鈴木晴香 | P415 | |
絲山秋子『神と黒蟹県』 | … | [評]川内有緒 | P416 | |
石川義正『存在論的中絶』 | … | [評]髙山花子 | P417 | |
季評 | ||||
たったひとり、私だけの部屋で 言葉と身体 2023年9月~11月 | … | 水上文 | P404 | |
第61回文藝賞応募規定 | … | P418 | ||
著者一覧 | … | P423 | ||
連載 | ||||
文芸的事象クロニクル 2023年9月~11月 | … | 山本貴光 | P421 | |
この装幀がすごい! 【第12回】 ゲスト 届木ウカ/川名潤・佐藤亜沙美 | … | P411 |
ひとことコメント
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