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文藝2021秋号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文藝2021秋号
【創作】
 芥川賞受賞第一作・初長篇  (300枚)
教育 
超能力の成績向上のため学校が勧める「1日3回以上のオーガズム」を達成すべく鍛錬に励む私。ある日友達以上恋人未満の真夏に彼氏ができて……。無意識過剰のネオ学園文学。
遠野遥 P8
 
狩りをやめない賢者ども 
「まじ今日秒だったな」友達と一緒に狩りをするように日々の楽しさをむさぼる中学生の玲奈は、緊急事態宣言下で変わりゆく周囲との軋轢から新しい自分の思いを発見し――。
金原ひとみ P260
 
あなたに安全な人 
「互いの気配は、幽霊がいるのかな、くらいに漂わせるのが理想です」過去からの復讐を恐れる女と、過去の加害を繰り返すことを恐れる男が紡ぐ、コロナ時代の新たな関係の物語。
木村紅美 P340
【特集 怨】
 〈対談〉
藤野可織×はらだ有彩 
幽霊、なぜ女ばかり
藤野可織 はらだ有彩P96
 〈創作〉
窓子 
大前粟生 P108
 〈創作〉
「@wLYInok5twrnaCq」 
樋口恭介 P156
 〈創作〉
2・5 
尾崎世界観 P192
 〈創作〉
現代語訳 定家 
岡田利規 P210
 〈創作〉
コレクタブル 
ジュリア・アームフィールド 小澤英実 訳P220
 〈エッセイ〉
よきときに伺います 
桜庭一樹 P149
 〈エッセイ〉
向こうがわのユトレヒト 
大森静佳 P208
 〈エッセイ〉
会いたさひとつで枕元に立つ 
長井短 P229
 〈論考〉
「リング三部作」と思弁的ホラーの問い 
仲山ひふみ P232
 〈特別企画〉
凝視する〈怨〉作品ガイド30 高解像度版2021 
鈴木潤+ふぢのやまい+山本浩貴(いぬのせなか座)
  P242
【創作】
 短期集中連載
わたしたち 
第一回 わたしたちは、十三歳になる一九五八年の四月に出会った。様々な生い立ちを持つ四人の少女、その関係はずっと続くはずだったが……時代と女性たちを鮮やかに描き出す注目新連載。
落合恵子 P408
 中篇
この月がお前を照らすと言うのなら 
「やっと出会えた、死ぬほど憎める女に」東京から地元くすみ町へUターンし、カフェをオープン予定の香澄。店舗の裏に暮らす若い女・ルナの、最低最悪の〝町おこし〟に巻き込まれ――。
王谷晶 P290
 短篇
宵 
加納愛子 P394
 掌篇
室内 
山尾悠子 P324
【特別論考】
 
コロナ禍文学概観 
わたしたちはいま何を経験しているのだろう
木村朗子 P328
【特別対談】
 
池澤夏樹×いとうせいこう 
福島・水俣・石牟礼道子 ―社会における作家の役割とは
池澤夏樹 いとうせいこうP492
連続企画第4回 韓国・SF・フェミニズム
 
連続企画第3回 韓国・SF・フェミニズム 
  P454
 〈座談会〉
キム・チョヨプ×シム・ノウル×チョン・ソンラン×ファン・モガ すんみ 訳 
韓国SFの新しい波
  P455
 〈短篇〉
砂漠へ 
チョン・ソンラン すんみ訳P464
 〈短篇〉
話す音 
オクテイヴィア・E・バトラー 藤井光 訳P478
連載
 
先輩狩り  
第2回
藤野可織 P506
 
かっかどるどるどぅ 
第4回  よき人の
若竹千佐子 P515
 
まっとうな人生 
第8回
絲山秋子 P524
 
ギケイキ 
第34回
町田康 P532
 
文芸的事象クロニクル 
2021年3月~5月
山本貴光 P565
季評
 
文態百版 
文章のアノマリー、要約しえないもの 2021年4月~6月
山本貴光 P544
【書評】
 
滝口悠生『長い一日』 
[評]上田岳弘 P554
 
藤沢周『世阿弥最後の花』 
[評]いしいしんじ P555
 
児玉雨子『誰にも奪われたくない/凸撃』 
[評]ぱいぱいでか美 P556
 
五所純子『薬を食う女たち』 
[評]瀬戸夏子 P557
 
小山田浩子『小島』 
[評]堀千晶 P558
 
金子薫『道化むさぼる揚羽の夢の』 
[評]高橋啓 P559
 
山下紘加『エラー』 
[評]海老原まよい P560
 
第59回文藝賞応募規定 
  P562
 
著者一覧 
  P567

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