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文藝2021夏号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文藝2021夏号
特集1 もふもふもふもふ
 襲来!! もふもふ文学
雨夜の品定め 
古川日出男 P24
 襲来!! もふもふ文学
心臓 
小山田浩子 P32
 襲来!! もふもふ文学
今も氷河期の最中だから 
高山羽根子 P64
 襲来!! もふもふ文学
もふとん 
酉島伝法 P74
 襲来!! もふもふ文学
4074 
ふくだももこ P90
 襲来!! もふもふ文学
ねずみの女王 
カミラ・グルドーヴァ 上田麻由子訳P49
 襲来!! もふもふ文学
さくら荘のチュルンチュル 
川瀬慈 P116
 襲来!! もふもふ文学
登山日記 
雛倉さりえ P127
 あつまれ もふもふの本――人間社会を飛び出そう!
イヌイヌトラ 
石川宗生 P62
 あつまれ もふもふの本――人間社会を飛び出そう!
もふもふに関する記憶 
金子由里奈 P100
 あつまれ もふもふの本――人間社会を飛び出そう!
【聞書】セラフと新潟逃避行 
語り 西島玲那 構成 伊藤亜紗
  P102
 あつまれ もふもふの本――人間社会を飛び出そう!
【論考】表皮の脱領域的考察 
藤原辰史 P110
【中篇】
 (200枚)
ミズナラの森の学校 
七年前、学生ボランティアとして手伝ったことのある北海道のフリースクールを、りせは再び訪れる。自然豊かなこの地には様々な痛みを抱えた人々が集まり、過去と現在が響きあう。頑なに他者を拒絶する青年スタッフとの出会いを通し、痛切な声に胸が震える渾身の中篇。
藤代泉 P181
 (120枚)
間隙(かんげき)を縫う、埋める、挟まる 
かつて津波で家を流された者と流されなかった者が共に住む、岩手県沿岸の「赤街(あか まち)」。職のない憲正(のり まさ)がある日始めた近所の老人たちの買物代行は、やがて思わぬ方向へ転がってゆく。この国の片隅で揺らぐ人間の地盤。文藝賞作家による飛躍の第三作。
日上秀之 P250
【短篇】
 
最終日 
「明日が最終日なんだって」と聞くと身体が躍り出す。私はフェア・フェス・展示の最終日に行き報告するアカウント〈最終日〉を始めた。
加納愛子 P314
 
凸撃 
永遠に晴れない憂さを極彩色の罵詈雑言に乗せ、夜毎YouTubeで喧嘩凸待ちをする銀行員の俺。顔も生年月日も晒した十六歳に凸られ─。
児玉雨子 P322
特集2 非常時の手紙
 
緊急事態宣言下の7人によるリレー書簡 2021年1月-3月 
岸政彦→信田さよ子→津田篤太郎→西川美和→六角精児→横内謙介→加藤シゲアキ
  P292
連続企画第3回 韓国・SF・フェミニズム
 
連続企画第3回 韓国・SF・フェミニズム 
  P342
連続企画第2回 韓国・SF・フェミニズム
 〈小説〉
赤ずきんのお嬢さん 
キム・ボヨン 斎藤真理子訳P343
 〈小説〉
サンクスゴッド・イッツフライデー 
シム・ノウル すんみ訳P351
連載
 
かっかどるどるどぅ 
第3回  憂しと優しと思えども
若竹千佐子 P364
 
移民とラップ 
第5回  BLMを歌う(その2)
磯部涼 P372
 
まっとうな人生 
第7回
絲山秋子 P377
 
ギケイキ 
第33回
町田康 P386
創作
 新連載
先輩狩り 
“ぼさぼさの長い髪が顔を覆う、赤い服を着た女を見た”。ミミの通う高校でも、ムムの中学でも幽霊の目撃情報で話題は持ちきり。ある夜、スマホに飛び込んだ「出た、」の文字を見て、姉妹は幽霊退治に走り出す。思い込みが覆る、エネルギー漲る新連載、暴走スタート!
藤野可織 P8
 
世阿弥最後の花(抄) 
世阿弥元清、七十二歳。室町の都を幽玄の美で瞠目させた一人の天才が、将軍足利義教の突然の勘気を蒙り、咎なくて流罪となった。世阿弥はなぜ、佐渡へ配流となり歴史から消えたのか・・・・至高の舞に秘められた最晩年の謎に迫る長篇!
藤沢周 P142
 『世阿弥最後の花』執筆に寄せて
まことの花 
藤沢周 P180
 
文藝賞 新選考委員発表 
第59回文藝賞応募規定
  P20
連載
 
はばたけ! くらもと偏愛編集室 
最終回
倉本さおり P410
 
文芸的事象クロニクル 
2020年12月~2021年2月
山本貴光 P421
季評
 
文態百版 
未来の超克と破壊 2020年12月~2021年3月
山本貴光 P402
【書評】
 
いとうせいこう『福島モノローグ』 
[評]土方正志 P414
 
佐藤究『テスカトリポカ』 
[評]木澤佐登志 P415
 
恩田陸『灰の劇場』 
[評]斉藤壮馬 P416
 
桜庭一樹 著 手塚治虫 原案『小説 火の鳥 大地編』 
[評]山下紘加 P417
 
パク・ソルメ 斎藤真理子 訳『もう死んでいる十二人の女たちと』 
[評]阿部大樹 P418
 
アンジェラ・デイヴィス 浅沼優子 訳 『アンジェラ・デイヴィスの教え』 
[評]高島鈴 P419
 
著者一覧 
  P423

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