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文藝2020冬号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文藝2020冬号
【創作】
 (210枚)
おもろい以外いらんねん 
幼馴染の咲太と滝場、高校で転校してきたユウキの仲良し三人組。滝場とユウキはお笑いコンビ〈馬場リッチバルコニー〉を組み、十年後の今も活動中だがうまくいかない。タッキー、俺はおまえに、おまえの、俺らのダメだったところを言うから。優しさの革命を起こす大躍進作。
大前粟生 P8
 新連載開始 文藝賞・芥川賞受賞第一作
かっかどるどるどぅ  【第一回】山鳥の尾のしだり尾の 
ひとりの人間の底には、大勢の人の魂がいるのと違うかな─文藝賞受賞のデビュー作『おらおらでひとりいぐも』から三年。黙殺された者たちの声なき声が次々と湧きあがる。新たな語りの可能性を拓く女たちの物語が、いま、目を覚ます!
若竹千佐子 P254
第57回文藝賞発表
 史上最多の応募数、2360作
受賞作 藤原無雨「水と礫(れき)」(274枚) 
  P84
 史上最多の応募数、2360作
優秀作 新胡桃「星に帰れよ」(116枚) 
  P180
 史上最多の応募数、2360作
選評 
小説の自己生成
磯崎憲一郎 P226
 史上最多の応募数、2360作
選評 
長く遠い旅であるように
島本理生 P228
 史上最多の応募数、2360作
選評 
語りのスタイルの面白さ
穂村弘 P231
 史上最多の応募数、2360作
選評 
破綻する勇気
村田沙耶香 P233
 史上最多の応募数、2360作
受賞の言葉 
藤原無雨 P222
 史上最多の応募数、2360作
受賞の言葉 
新胡桃 P222
 史上最多の応募数、2360作
選考経過 
  P83
 史上最多の応募数、2360作
選考経過 
  P224
 史上最多の応募数、2360作
第58回文藝賞応募規定 
  P252
 史上最多の応募数、2360作
受賞記念対談 
穂村弘×藤原無雨  命よりも大切な物語
穂村弘 藤原無雨P236
 史上最多の応募数、2360作
受賞記念対談 
島本理生×新胡桃  価値観の隔たりそのものを描く
島本理生 新胡桃P244
 史上最多の応募数、2360作
文藝賞作家特別対談 
蒼井優×若竹千佐子  変わりゆく日本の妻
蒼井優 若竹千佐子P262
 史上最多の応募数、2360作
文藝賞作家特別対談 
櫻井敦司(BUCK-TICK)×遠野遥  生まれながらの影響 抱きしめたいほどの虚無
櫻井敦司 遠野遥P270
【特集】いま、日本文学は
 
特集  いま、日本文学は 
  P279
 対談
柴崎友香×大前粟生 
同じ場所、違う時間を書くこと 二〇二〇年、作家が探す小説の言葉
  P280
 論考
あるべきものからの距離 遠野遥を読む 
山本貴光 P294
 論考
『かか』『推し、燃ゆ』は実質『範馬刃牙』であり、私は本部以蔵だった 
金田淳子 P303
 掌篇
スカピーノと自然の摂理 
金子薫 P308
 掌篇
スウィミング 
水沢なお P313
 掌篇
サブスティチュート・コンパニオン 
奥野紗世子 P318
90年代生まれが起こす文学の地殻変動
 
作家26人アンケート 
青崎有吾/青羽悠/阿部智里/上畠菜緒/宇佐見りん/大前粟生/岡英里奈
  P325
 
作家26人アンケート 
奥野紗世子/金子薫/草野原々/くどうれいん/紗倉まな/佐藤述人/砂川文次
  P332
 
作家26人アンケート 
高尾長良/遠野遥/畠山丑雄/雛倉さりえ/ふくだももこ/文月悠光/増島拓哉
  P339
 
作家26人アンケート 
三木三奈/水沢なお/三並夏/麦原遼/山下紘加
  P346
 
評者 
倉本さおり・大塚真祐子・大森望・北村浩子・長瀬海
   
 
総論 
「強い」「速い」だけじゃ届かない今へ 令和文学序論
倉本さおり P351
世界に拡がる日本文学の行方
 
外国語版翻訳者・編集者17人アンケート 
ユカ・イガラシ/マイケル・エメリック/黄碧君/パトリック・オノレ/ジャンルーカ・コーチ/竹森ジニー
  P380
 
外国語版翻訳者・編集者17人アンケート 
ポリー・バートン/アリソン・マーキン・パウェル/パク・ジア/エミリ・バリストレーリ/ジュリエット・ピキエ/エヴァ・フェッリ
  P380
 
外国語版翻訳者・編集者17人アンケート 
サム・ベット/デビッド・ボイド/エカテリーナ・リャボヴァ/アリスン・ワッツ/王皎嬌
  P380
 批評
ポスト・サブカル焼け跡派が眺める、現代日本文学風景 
TVOD P354
 批評
Tele-visionは離れて見てね 
福尾匠 P364
 批評
招かれざる客を招く 「週刊少年ジャンプ」・ジェンダー・閉ざされるファンダム 
高島鈴 P370
連続企画開始! 韓国・SF・フェミニズム
 
韓国・SF・フェミニズム 
  P401
 小説
盗賊王の娘 
デュナ 斎藤真理子 訳P402
 エッセイ
韓国SF界が踏み出した第一歩 
藤井太洋 P412
 特別企画
現実を転覆させる文学 現地の編集者に聞く、韓国SF小説の軌跡 
住本麻子(構成) すんみ(取材・翻訳)P419
短篇
 
六本目の繊細な指 
須藤洋平 P393
連載
 
まっとうな人生 
第5回
絲山秋子 P425
 
ギケイキ 
第31回
町田康 P434
季評
 
文態百版 
過去の忘却に抗うこと/未来をプロトタイピングすること 2020年6月~9月
山本貴光 P448
【書評】
 
池澤夏樹『ワカタケル』 
[評]三浦佑之 P458
 
北野武『浅草迄』 
[評]細馬宏通 P459
 
桐野夏生『日没』 
[評]星野智幸 P460
 
王谷晶『ババヤガの夜』 
[評]宇垣美里 P461
 
高山羽根子『暗闇にレンズ』 
[評]水上文 P462
 
町屋良平『ふたりでちょうど200%』 
[評]清田隆之 P463
 
木下古栗『サピエンス前戯』 
[評]乗代雄介 P464
 
チョン・イヒョン 斎藤真理子訳『優しい暴力の時代』 
[評]都甲幸治 P465
 
早助よう子『恋する少年十字軍』 
[評]三宅唱 P466
連載
 
この装幀がすごい! 
特別回 戸田ツトムのデザインとは/川名潤・佐藤亜沙美
  P457
 
文芸的事象クロニクル 
2020年6月~2020年8月
山本貴光 P469
 
著者一覧 
  P471

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