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小説現代 5.6月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

小説現代

毎月22日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 小説現代

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タイトル:小説現代 5.6月号
特集 開かれたとびら
 
特集 開かれたとびら 
近年活躍が目覚ましいBL(ボーイズラブ)小説出身の作家陣による文芸競作。彼女たちが描く物語世界の秘密と魅力に迫る。
  P12
 一挙350枚! 本屋大賞受賞作『流浪の月』著者、待望の新作長編
汝、星のごとく (前編) 
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。二人は、惹かれ合い、すれ違い、成長していく。
凪良ゆう P14
 
アディオス・ノニーノ 
ふたりでブエノスアイレスに移住してたったの三ヵ月、三十二歳の若さで、夫の凜くんは亡くなってしまった。お腹にいる子供を残してーー。
華藤えれな P120
 
考察 
ふとしたことからボーカロイド曲作曲者「Ioking」の曲にハマった会社員の美咲。動画のコメント欄に投稿した曲の解釈が作曲者自身にもウケて、沼にはまってゆく。
木原音瀬 P144
 
ある世界 
借金取りに追われる元平が出会ったハナは、公園の砂場に骨を並べ始めた。取り返したい過去を持つ二人は、タイムマシンの可能性について語り合う。
砂原糖子 P164
 
あやか 
あいつは現実か幻か。いつも夕方にやってきて夫との離婚を迫る謎の女、あやか。気の弱い紗耶香は、何もできずにどんどん追い詰められていく。
丸木文華 P195
 評論 BL論
ひらりさ 
BL小説は、いかに新しい世界を醸成し、扉をひらいてきたのか。『沼で溺れてみたけれど』の著者であるひらりさ氏が、BL小説の「これまで」と「これから」を熱く鮮やかに解きあかす。
  P210
 「美しい彼」スペシャル対談
「開かれたとびら」の向こう側 凪良ゆう×ドラマ脚本 坪田文 
  P9
 「美しい彼」スペシャル対談
「開かれたとびら」の向こう側 凪良ゆう×ドラマ脚本 坪田文 
BL小説『美しい波』を原作とし、瞬く間に大人気となった同名ドラマ。その原作者・凪良ゆう&脚本担当・坪田文が語る、物語創作論と、新しい時代。
  P214
全編公開
 第16回小説現代長編新人賞受賞作
レペゼン母 
山間の町で梅農園を営む、深見明子64歳。放蕩息子は借金を残して出奔したが、その妻の沙羅と明子は平和な二人暮しをしている。しかし、ひょんなことから沙羅の仇討ちのためラップバトルの世界に飛び込むことに!? “おかん節”が笑えて泣けてグッとくる、圧巻のデビュー作!
宇野碧 P398
『人でなしの櫻』発売記念
 『人でなしの櫻』刊行記念対談
遠田潤子×村山由佳    小説でタブーを超えるということ 
  P8
 『人でなしの櫻』刊行記念対談
遠田潤子×村山由佳    小説でタブーを超えるということ 
3月28日に発売された遠田潤子さんの『人でなしの櫻』が、その熱量と完成度で話題になっている。村山由佳さんと、作品を書くことでタブーを超えていく産みの苦しみ、愉しさについて語っていただいた。
  P246
 
『人でなしの櫻』書評 
テーマも熱量も桁外れの『人でなしの櫻』の魅力について、当代随一の書き手である村山由佳氏が解説。本作を未読の方も既読の方もぜひ。
村山由佳 P254
読み切り
 
父の回数 
超平凡な高校生・英雄。家の前の粗末な公園を友人は“グリッチ(欠陥)アート”みたいだという。そこに自分の人生の秘密を握る人間がとつぜん訪れて・・・・。
王谷晶 P258
 
走れ茜色 
俺とクラスメイトの新藤梓が恋い焦がれる相手は、嫌われ者の秋津悠馬。誰もいない放課後の教室で、部活中の彼を見下ろしながら、「俺と彼女」の時間が始まる。
君島彼方 P374
シリーズ
 
囚人ーー明暦三年江戸大火 
最初は小火のはずが、からっ風に煽られて火が江戸全体を焼きつくしてしまった。あまりの事態に小伝馬町の牢屋敷を一時釈放された男が見たものとは・・・・・?
門井慶喜 P344
吉川賞発表
 
吉川英治四賞発表 
  P6
 
吉川英治四賞発表 
  P226
 
第56回吉川英治文学賞 
京極夏彦 中島京子
  P226
 
第7回吉川英治文庫賞 
上田秀人
  P226
 
第43回吉川英治文学新人賞 
一穂ミチ 小田雅久仁
  P226
 
第56回吉川英治文化賞  
  P226
 
書評現代 
ミステリー
青戸しの P338
 
書評現代 
青春・恋愛小説
三宅香帆 P339
 
書評現代 
時代小説
田口幹人 P340
 
書評現代 
エッセイ・ノンフィクション
高橋ユキ P341
 
読書中毒日記 
池澤春菜 P334
 
今月の平台 
  P342
エッセイ
 
じんせいに諦めがつかない 
森川葵 P294
 
飽きっぽいから、愛っぽい 
岸田奈美 P300
コラム
 
〆切めし 
結城真一郎 P257
 
もう忘れてませんか? 
武田砂鉄 P336
漫画
 
ランチの時間 
益田ミリ P296
 
るなしい 
意志強ナツ子 P309
 
第17回小説現代長編新人賞募集 
  P518
 
第69回江戸川乱歩賞募集 
  P519
 
執筆者紹介 
  P520

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